メタモルフォーシスクォーツ・ペンダント(証明書付き)

メタモルフォーシスクォーツ・ペンダント(証明書付き)
発売情報

メタモルフォーシスクォーツのペンダントを制作するにあたり、塩原氏のところにメタモロッドを仕入れにいきました。
ただそれだけを目標にオフィスに伺ったのですが、塩原氏より「実はペンダントの在庫が見つかりまして」とお聞きして超びっくりしました笑。
そこで「これがオリジンですよ」というペンダントも仕入れましたし、制作分もすこしデザインが違うのでそちらも作ろうとロッドを仕入れました。

まさかこんなにあろうとは(2回目)

今までの私の「無い~無い~、欲しかったよ~」は一体なんだったんだ!と愕然としました笑。しかしそれがあったのなら、勿論のこと皆さんにもご紹介したいので仕入れをしました。
以前、在庫が豊富だった頃はメタモルフォーシスクォーツにそんなに興味がなくて、素敵な石であることに気づくのが遅かったです。気付いた頃にはもうロッドもペンダントもほとんどありませんでしたし、あってもどこのお店も在庫が動かないという、ちょっとしたブームが静まっていった時期があります。その時には「まぁまだないことはないから、自分が欲しいくらいなら焦らなくていいか」と優先度を低く見積もっており、そうしているうちにそれらも無くなってゆきました。
ロッドのエネルギーが面白いということについても全然わかってなかったんですよね。「なんだろ、この形?」くらいの感覚でした。

塩原氏から石の仕入れをよくするようになってしばらくしてから「ロッドはもうないですよね~」とお聞きしたら「ありますよ」とたくさんの在庫を見せていただけて、意外すぎてびっくりしましたね… 世間にないのもそのはずで、塩原氏が買い占める勢いで仕入れて、そのままになっていたのでした。遅れてメタモルフォーシスに目覚めた世代としては、ありがたい発見でした。
それでもペンダントは無いとお聞きしていたのですが、この度「出てきたんだよね」と箱からどっさり見せていただいて「まだこんなことがあるのか…」と思いました。塩原氏オフィスの在庫把握は他界された奥様がなされていて、確かに塩原氏も「彼女でないとどこに何があるかわからない」とは仰っていました。でもここまでとは思っていなかったですね。まだまだ思いも寄らない在庫が見つかるかもしれません。

仕上げが荒い感じのものもあり

ただし大きなもの、クリア感の強いものはそれほど多くはなかったですし、スターの出具合が偏ったものもたくさん見られました(それでも貴重ですが)。
今回はペンライトで見て六条スターが出るものを選んできましたが、シルバーの細工についてはやや粗さがあります。石とシルバーに隙間があったり、バチカンの溶接あとが残っていたりするものがあります。国内メイドのものとは比べられないです。
また、10年前の商品の資料も見ましたが、仕上げの粗さは変わりませんでした。

これらはメロディ氏の認めたメタモルフォーシスクォーツから作られ、その盟友であり塩原氏の研磨師匠のボブ氏が監修されたものとして証明書はつきますが、デッドストックで仕入れ時には酸化で黒くなっておりました。そのあたりを加味して塩原氏も価格は抑えめにしてくれております。

シルバーの酸化接着剤のはみ出しについてはこちらでケアをいたしました。
写真撮影時にそれらが残っていた部分に気づいておらず、接着剤が写っているものもありますが、見つけたものはできる限り取り除いております。
シルバーの細工についてはこちらでどうにもできませんので、なるべく記載し、価格への反映をしてまいりますね。このあたりの特徴は後述します。

ボブ氏監修ということが貴重ですし、これまでに見たことがないようなシルバーの表面に槌目が残ったものなど、制作時にいろいろと試行錯誤したのではないかと思うものもあります。
また、これもたくさん見るまで知らなかったのですが、今回いくつか凸面の膨らみに差のあるもの(エネルギーの流れる方向が決まっているもの)、バチカンをどちらかに偏らせてあるものがあります(胸につく面が決まっている)。それぞれに面白い特徴があります。

当店制作のものも仕上がり予定あります

冒頭にお話ししております通り、こんなことを言うのも微妙ではありますが、当方で制作中のメタモルフォーシスのペンダントもございます。
そちらの販売はちゃんと仕上がっておりましたら、早くて年内、もしかしたら年明け頃になると思います。デザインも今回のものとは違った感じになります。そこまでメロディマニアではないという方はそちらを待っていただいてもいいかもしれません。
とはいえ、仕上がってみたら「えっ?また違うデザインになった?」「無理だった?」「前より銀が薄くない?」というようなことも起きるのが制作の醍醐味であります。賭けです。なのでどんなものが出来上がってくるのか、確かなことは実物を見てからでないと言えません。そしてこちらのペンダントよりは価格は高くなります。

私はその石が辿ってきた道、プロセスもあわせて興味がありますので、ボブ氏メイドのペンダントを大小2点、所有しております。メロディ氏やボブ氏の工房にあったものとして、そのアメリカの現地の空気感を感じたいのです。
大きなものはボリュームがあって光を楽しめますし、小さなものはペンダントとして首から下げておくのにラクです。
バチカンの形状はロッドとして使用するのに持ちやすいです…でもロッドとして意識して使ったことはないかも。胸に下げていればハートチャクラへ全自動で光をやりとりしてくれるよね、という装置的な感じで使っています。

今回のラインナップ

大きなものから小さなものまで、全部で9点あります。それぞれの特徴を先にお伝えしておきます。
カラット数の大きなものから番号を振っています。カラット数は塩原氏がシルバーも含め完成品としてそのまま計測した数値を記載しています、石のみのカラット数ではありません。

商品番号1

88.45cts
こちらは一番大きなもので、バチカンが片側に寄っています。上の写真では、左側が胸につくように着用すると安定します。
ロッドとシルバー板の間に大きめの隙間がある部分があります。板が厚くてがっちりしており、バチカンでも輪が溶接されているのと、石と板も接着されている部分は強いのでよほどでないと石が落ちることはないと思われますが、外側から強い力は加えないようにしてください。そのためアクセサリー部分は加味せずロッドとして販売する価格としています。
大きなものの中でスターがよいものがあまり無かったので、こちらはその点では貴重です。

商品番号2

78.58cts
こちらはぐるりと巻いたシルバー板に槌目があります。石に寄せるために叩いたのか、デザインとしてやってみたのかは不明ですが、今までに見たことがありませんでした。
バチカンを溶接した後が残っています。
こちらの石は六条の中の一本のラインが強く、蛍光灯下でも光のラインが見られます。

商品番号3

58.77cts
俵型のもので、長さがあってロッドとして使いやすいものとして選びました。
石を巻いたシルバー板をつなぐ溶接のラインは残っています。ほんのわずかですが片側から見て溶接部分が浮いています(一枚目の写真、バチカンの下あたり)。反対側はぴったりくっついています。
石がほんのりピンクっぽく見えます。

商品番号4

36.87cts
両面を比較して凸面の出具合に差があります。
バチカンも傾けてつけられており、明らかな前後があります。この出っ張った側の丸みがとてもかわいいペンダントです。
石を巻いたシルバー板の溶接のあとは残っています。

商品番号5

 
35.27cts
厚みは薄め、クリアさの強いペンダント。
そのためなのか裏側のスターまで見えるのか、星がダブルで見えます。蛍光灯下では六条のうちの1本が強く見えます。
シルバー板の溶接あとは残っています。

商品番号6

29.12cts
石をほとんどシルバーで覆ってある、小さなメタモワンドのような作りのペンダントです(この記事のサムネイルのもの)
一箇所、シルバー部分に傷があります。シルバー板の接合は比較的きれいですが、バチカン接合で一箇所盛り上がった部分があります。
石はクリアです。

商品番号7

28.90cts
小さくてわかりづらいのですが、やや樽型、厚みがあります。ほんのりピンクっぽいです。
両面を比較して凸面の出具合に差があるというよりは、直径にほんの少し差があります。
狭くなっているほうがロッドとしては先端として考えられるかもしれません。
バチカンも直径の太いほう寄りにつけられています。意図があったのかもしれませんし、たんにそこにシルバーの直径が合ったから接着したのかもしれません。
写真ほどは目立ちませんが、シルバー板の接合が少しズレています。
板と石の間に隙間のある部分があります(三枚目の写真、バチカン根本の左側)

商品番号8

27.01cts
凸面に差がなく、金具も真ん中についています。
シルバー板の接合あとはあります。バチカン付近にペンチで抑えたときについたような小さな凹みがあります。
それ以外は非常にきれいで整ったペンダントです。

商品番号9

25.43cts
長いロッド型のペンダントです。凸面の差はなさそうで、バチカンも真ん中についています。
シルバー板の接合あとはありますが、幅が小さいので目立ちません。

…こうして特徴を書いてみると、それぞれに何かしらがあって、これはまとめてざっくり販売するってできないなと思いました。
ロッドもひとつひとつ違っているので、規格サイズ的な作り方ができなかったんだろうなとは思いますが、なかなか手作り感がありますね。


ディスプレイ用の台の大きさはこれくらいです。高さ20cmくらいでしょうか。

回転動画をインスタグラムにアップしますので、ぜひご覧ください。

それでは、販売準備を進めます。どうぞお楽しみに!

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桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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