どす黒い気持ちになったらワンドでチャクラをきれいにしよう

石と魂の話

改めていろんなクリスタルの本を読んでいるのですが、その中でチャクラを浄化する方法は、何度もどこかで見かけたことがある方法なのですが、ちゃんと腹を据えてやってみたら思いもよらぬ結果だったので書いてみようと思いました。
というか、この仕事をしていて「え、今まで知らなかったの?」って言われることかも、すごく当たり前のことで恥ずかしいことかもしれない(笑)。

負の感情を取り除くのに良かった

石を使った瞑想や、石を体に張り付けたりなど、いろんな方法をたくさん試していました。
その中でチャクラの浄化には「クリアクォーツ、レーザークォーツ、レムリアンシードが向いている」というような言葉を見つけ、「基本に立ち返りますかぁー。ま、私のチャクラはそんな曇ってないやろ」と思いあがってたんですよ(笑)。

石の瞑想はお風呂タイムにやっているので、これも例外なく真っ裸でやっていたら(最初はさすがに自分でもどうかなと思いました)、エネルギーが動くのも、ワンド別のエネルギーの動き方の違いもすごくわかりやすかったんです。
そして何よりも、終わった後の爽快感がすごかった。アロマテラピーを全身に受けた時の、もうちょっと感覚重量が軽いところのレイヤーが良くなった感じ、って伝わるかなー…アロマテラピーの全身マッサージは、自分の物質面だから重い部分がずしっと動く感じなんですが、もっと自分の軽やかな感じの層がそわっと清々しくなるような気分でした。

そしていろいろとモヤモヤしていたこと、世の中が大変なこと、「あの人どうしてあんなことを言うんだろう」「なんであんなに優しくないんだろう」とひとり内側で怒っていたことが、気にならなくなっていました。すこっと抜けてなくなっていました。
人に対して意地悪な思考になっていた自分も、いなくなっていました。思い起こしても感情が揺れません。思い起こしてるだけ、というシンプルな感覚です。
「えーーチャクラ大事」と今さら実感しました(笑)。いや、何回もやって、忘れているんだと思うんですけどね…
そしてケアはわりとマメにやったほうがいいと、昨日久しぶりにチャクラ浄化をしてすっきりし、「あ、よどんでたんだな~」と思い知らされました。

クリスタルに携わる者としてお恥ずかしいことですが、同じように「ハンドリングできない負の感情」をどうにかできんかな、と感じられている方もいそうな昨今なので、改めて紹介してみようと思いました。
手頃な大きさの水晶原石を持っていたら、すぐできますしね。

ワンドを使った伝統的なチャクラの浄化

やり方はもう、クリスタル好き、ワンド好きなら何度か目にしている、知っている方法だと思います。

  1. センタリング&創造の源につながる
    自分自身の中心を意識し、落ち着いたら創造の源、グレートセントラルサンなど、宇宙の中心、白い光が生まれるところをイメージしてつながる。
  2. 空間を浄化する
    その白い光を空間全体に広げ、浄化する。
  3. クリスタルとシンクロする
    使う水晶を両手で持ち、自分のエネルギーと同調するようにイメージする。
  4. チャクラ・クリアリング
    水晶の先端を外側に向け、チャクラのあるところでぐるぐる回す。回転でよどみを排出する。
    第1チャクラから順番に、上に上がって頭頂まで行う。
    回す方向はチャクラによって違うかもしれないので、感覚に準ずる。心地よい方向で大丈夫です。
    途中、クリスタルが汚れたなと感じたら水で洗う(お風呂場なので…お風呂場じゃなければ何か浄化方法を身近に置いて行ってください)
  5. チャクラ・エナジャイズ
    頭頂のチャクラから順番に、今度は水晶の先端を自分の方に向けて、光を入れるようにぐるぐる回す。
    回す方向はチャクラによって違うかもしれないので、感覚に準ずる。
  6. 感謝
    最後まで終わったら、創造の源と水晶のそれぞれに感謝し、終了する。
    水晶は流水にすこしさらして、浄化しておく(もちろん他の方法でもOKです)。

以上になります。

導入部は塩原氏考案のエーテル歩行、ボイジャーストーンの使い方のはじめ方を参考にしています。
この部分は瞑想関係においてすべてのはじまりとして使える方法として、強くおすすめいたします。

塩原氏はエーテルと体のエネルギーの流れを意識し、何の指令によって体を動かしているのかという感覚がわかると、魂、エーテル、神の存在、光、自分の体の関係がわかって安心することができるというようなことを仰っていました。年末、不安定になっている私にも「エーテル歩行と瞑想ですよ」とアドバイスくださいました。
暮らしの中でエーテルの状態を意識することも、自分自身を安定させるために良い影響をもたらすと思います。

動作は経路をつける動き、動力は呼吸

手順としては大体がこういうことが書いてあるんですけれど、すべてにおいてとにかく呼吸と光のシンクロのイメージがとても大事で、それがないとなかなか流れないだろうなと思うくらいです。
吸う時に光を吸い込み、吐く時に光をクリスタルに流し込んで出す、というような気の流れを扱うイメージがあると、より実感がうまれます。
一般的には、循環呼吸と呼ばれるものでいいと思いますが、私は加勢先生が練気スクールで教えている呼吸法がありまして、その呼吸法でやっています。

こちらは加勢先生の神棚設置時の動画です。神棚と天の気をつなげているところです。
手を動かしながら「シュッ」と音がしていますが、呼吸です。練気呼吸もこの呼吸の応用で「シュー」と音を出してされています。
音は必ずしもいらないと言っていましたが、音を出すように呼吸に圧をかけながら行ったほうが気が動かしやすいように感じます。

例えば海岸の波打ち際に海水を誘導して池をつくるような遊びをしたときに、溝を掘って整地するのが動作・所作にあたり、水を入れる波の力は呼吸にあたります。

クリスタルによって変わる実感、選ぶコツ、やる場所

実感がない場合は、別のクリスタル、違う形状のものなどで試してみてください。感覚が変わります。

これをやってみて、初めてヴォーゲルワンドはさすがだなと思いました。痛いくらいというと大げさですが、ちょっと避けたいくらいにエネルギーが鋭いです。でもそれだけやりやすいというか、わかりやすいです。
例えるならシャーペンでぐるぐる突いてる感じです。
これでやってみてはじめて、チャクラをきれいにできた実感が持てました。
ちなみに自分の持っているものが何面体カットなのか数えてみたら、18面体でした。レムリアンシードで作られていますが、あんまり厳密なカットではないです。

先端が丸いものはもっと穏やかで、クレヨンで塗っているような感じでした。
メタモルフォーシスのワンドがそのような形状で、ふんわりした感覚ですがメタモということもあり銀河の光を採り入れるのに良さそうで、メタリックな光の感覚があります。


左が先端、右が底面です。
底面は少しだけ平らに磨かれていて、螺旋を生み出し、エネルギーの流れる方向を作っています。

モンドクォーツの原石でもやってみました、これもとても良かったです。
これで「そうか、原石のポイントでいいじゃないか」と感じたこともあり、ここでシェアしたら持っている方は活用できるなと思った次第です。

ワンドはできれば、先端と底面がはっきりしているものだといいんじゃないかなと思います。
エネルギーを出す、入れるという方向を決める時に「右回転が入るほうで、左回転が出るほうで…」と考えると、自分に向かって回す時にわからなくなるんですよ。それにチャクラの回転も人それぞれ、日によって違うらしく、決まった回り方をしていないそうなんですね。
水晶の方向がわかっていれば、底面から先端に向かってエネルギーが流れるので、考えずに持ち方を変えるだけで出す、入れるを簡単に区別して行うことができます。
ですから、原石でなくても「こっちが先端」という方向のあるワンドでやってみてください。ラクです。

あと、これは個人的なものかもしれませんが、裸でやるほうがきれいになる気がします…でもお風呂場に水晶を持っていくのは危ないので、本当にお気をつけください。私も常に「こけない、すべらない、落とさない」とハラハラしています。クリスタルに熱いお湯を急に浴びせるのもだめです。何があっても自己責任の精神でお願いします。
お風呂場じゃなければ気持ちよさそうなのが、太陽光を浴びながらもいいんじゃないかなと思います。光と直結できて、パワフルそう。

色のイメージ法、対応する石を置く方法もある

ずっと以前からたまにやっていた方法があります。
チャクラを下から順番にイメージして、例えばルートチャクラの色は赤ですが、自分のルートチャクラが黒っぽかったり薄かったりしたら、鮮やかな赤をイメージします。同じように順番に上にあがってゆき、色を鮮やかにしていくという方法です。
この色を使ったチャクラ・クレンジングはクリスタルヒーリングのスクールでも最初のほうに教えるところは多いと思います。それぞれのチャクラに応じた石を体のその部位に乗せてしばらく循環呼吸をする方法です。

私には水晶ワンドで動かすほうが感触があったように思いますが、「レムリアンシードがチャクラ浄化に向いてる」というキーワードが脳に入っていたからかもしれません。
どちらの方法を使うにせよ「できる」と思いきる、信じきることは大事でしょうね。一回実感があると、知ると、それだけで世界が変わります。(加勢先生もよく「知らないだけ、意識を向けていないだけなんだよね」といいます)
今また石を体に置いてやってみたら、以前よりは石の力を知ったその経験の蓄積により、実感を持つことができそうな気もします。
色の光をイメ―ジして、それだけで「気持ちいいな!」と感じる方はカラーイメージの浄化方法も向いてるかもしれません。

ちなみに加勢先生に「本当に人のチャクラは七色なのか」と聞いてみたら、「グラデーションになっているから、色が被ってる部分もあるよね」と言われました。
確かに、くっきり虹色ではないでしょうねぇ。もっとなだらかで、人によっては赤い部分が広かったりとか、あるかもですね。

「どす黒い」というからにはチャクラもどす黒くなってるのかもですねーーー。
そこまでいかなくても、今ひとつ調子があがらないなと思ったらやってみるとよいかもです。黒くなったり、薄くなったり、回転が歪んじゃったりとか、いろいろな状態があるかと思います。
昨今、環境のせいでの影響も強いと思いますから、自分のせいにするよりクリスタル回していきましょう。分析したって整ってしまえば気にならなくてすこっと忘れるんですから。

それでは、、、クリアで楽しいクリスタル・ライフの一助になりましたら幸いです。

桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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