多次元・銀河領域の道案内、スターシード・オラクル

タロット・オラクルカード

なにか面白いものがないかなと思ったらEtsyを検索するという癖がありまして、それで見つけたのがこのカードでした。
速攻で購入ボタンを押しましたが、制作者は日本には発送したことがなかったようで「住所の書き方がわからないから、どう書いたらいいのか教えて欲しい」という連絡が来ました。説明が難しいので画像を作って送り、無事に届きました。やりとりは早く、優しく、丁寧な方でした。

スターシードオラクルってどんなカード?

ウィザード・アザノン氏が制作しています。序文には以下のようなことが書かれています。
※翻訳は全部Google翻訳に私の調整をプラスしたものです。間違っていたり、わかりにくいとは思いますが、雰囲気が伝わればいいなと思ってご紹介しますね。

はじめにこのスターシードオラクルデッキは、教育、占い、活性化のためのツールとして提供されており、多くの多次元の領域や星の文明とのつながりを支援して、アセンションとスピリチュアルマスタリーの道を案内するために作成されました。
その主な目的は、意識の強化とエネルギーの拡大を通じて、4次元と5次元への移行に備えることです。

アザノン氏はサイトを公開されています。
自らのことを「魔法使い、エネルギーワーカー、詩人、音楽家、そしてビジュアルアーティスト」と紹介されています。
Etsyを使ってオラクルカードやアクセサリーを販売し、YouTubeで動画を配信、Facebookに全体の更新内容を配信されています。

現在は円安の状態なのでオラクルカードを購入しようと思ったら1万円を超えてしまいます、かなり高めのお買い物になりますね。
私はiPhoneなので内容を見ることはできないのですが、Google系のスマホでしたらアプリがあります。オラクルカードとはちょっと内容が違いそうですが、そちらを楽しんでみてもいいかもです。

さて、カードの構成についてです。
このオラクルカードは「水素原子」から始まります。そして「アデニンとチミン」「グアニンとシトシン」と続いて「セルラーライト」と、細胞に関するカードが続きます。
そして「ハートの目覚め」で感情、「ゴールデンシード」で松果体と太陽神経叢の光、「オーラクレンズ」「チャクラカバラ」とオーラやエネルギーセンターへと続きます。
これが1番はじめの「ヒーラー」のカテゴリ内容になります。
このはじまりに、しびれました。

デザインは裏面にも「(22)Starseed Awakening(銀河系の意識、星の家族との宇宙のつながりを探求するように導く)」が印刷されていて、裏表のデザイン差があまりありません。

9つのカテゴリ

カードは9つのカテゴリ×9枚の、全81枚で構成されています。カテゴリの分け方を見るだけでも、ワクワクします。

スターシードオラクルは、新しい水瓶座時代の強力なツールです。
多次元の領域と星の文明とのつながりを支援するために作成され、それはアセンションとスピリチュアルマスタリーの道を案内し、拡張のプロセスを活性化する画像の光コードの送信を通じて、意識のエネルギー強化とアップグレードを開始します。
それぞれ9枚のカードからなる9つのカテゴリに配置されたこの包括的なシステムは、創造的な洞察とダイナミックな気づきを呼び起こし、無限の自己への魔法の意味のある旅を呼び起こすことによって、深い自己発見に必要な想像力を呼び起こします。

以下、紹介してみますね。

ヒーラー

これらのデザインは、すべての人生の経験の統合を高めるために、自己のさまざまな側面を落ち着かせ、癒し、バランスを取り、同調させ、整列させます。

シール

幾何学的なシールは、秩序、調和、焦点、および構造を提供します。 それらは、基本的な形而上学的テンプレートを理解して操作するためのエンブレムとシンボルです。

イルミネーター

道を照らし出すこれらの画像は、照明の質と平和な存在感を映し出します。
それらは精神的な自己を明晰さ、無限の可能性、そして開かれた驚異の状態に集中させて、啓発し、刺激します。

アクティベーター

アクティブで刺激的なこれらのカードは、精神的な加速と拡大を促進し、意識の振動速度を増幅し、意識を速めるためのエネルギープロセスを開始します。

デバイス

銀河系のテクノロジーデバイスとマシン
特定のツールとして使用され、科学に基づいた錬金術のアプローチを通じて、個人的およびグローバルなアセンションを強化および加速します。

スターゲート

探検と銀河間旅行のためのエネルギッシュなポータルまたは出入り口であり、対応する各銀河文明に関連する特定の美学と独特の性質を備えています。
リラ、アルタイル、アークトゥルス、アルファ、プレアデス、ペガサス、アンドロメダ、オリオン、シリウスのスターゲートがあります。

チャンバー

チャンバーは小さな部屋であり、単一の研究領域、または目的と集中に特化しており、集中したエネルギーの特定の体験を提供します。
イニシエーション、再生、ワクワク、コミュニケーション、想像力、イルミネーション、テレポーテーション、呪文、インスピレーションの部屋があります。

寺院

チャンバーよりも壮大な寺院は、慰めの聖域であり、内省、内なる旅、そして精神的な交わりの空間です。
センタリング、一時停止されたエンディング、上昇感覚、最終目的地、月の女神、瞑想、アメジスト、完璧なエッセンス、天啓の寺院があります。

次元面

これらのデザインは知覚のさまざまな次元レベルを表しており、意識、学習、および経験の因果空間です。
チャンバーと寺院の両方がこれらの次元面内に空間的に配置されており、利用可能な多くの異なる次元レベルのより広い全体像を示し、認識の新しいパラダイムと拡張された概念的理解を提供します。
このカテゴリは次元面#1~次元面#9までがあり、それぞれがある染色体のペアと対応しています。

カード81枚の映像は各カテゴリ順に、こちらで見ることができます。

紹介されている使い方

使い方としては、「手のひらのチャクラを通してエネルギーと情報を受け取る」が一番目に紹介されています笑。
その他、エネルギーを向けたい身体の特定の場所に置いても良いそうです。もちろん、目で見てライトコードを受け取るということも書かれています。

同様に、選択したカードを円または他のパターンで人の周りに配置して、瞑想、儀式、または保護のための周囲のエネルギーフィールドを作成し、システム全体をエネルギーで完全にカプセル化することができます。
クリスタルをカードに配置して、クリスタルと画像の両方のエネルギーを増幅することもできます。

なんというか、ひとつひとつの表現が面白すぎて、ワクワクします。

そして次に1枚のカードを引いて参考にする、三枚のカードを引いて「過去、現在、未来」にあててリーディングすることが書かれています。
その他、より高次元のエネルギーと情報を学ぶために考えられた3つのスプレッドが掲載されています。
引き方としては、裏向きにしたカードを直感により選んで展開すると書かれています。

さらに、決まったカードを決まった場所においてつくる「アクティベーション・レイアウト」というものが14点紹介されています。

特定のカードを特定の順序で使用して、形而上学的プロセスに基づいてアクティベーションを提供する相乗的でまとまりのあるエネルギーフィールドを作成し、異なるカードから複数のコードを同時に送信することで、特定の領域を強力に加速します。

「アセンション・レイアウト」「エモーショナルヒーリング・レイアウト」「キリスト意識レイアウト」「DNAアクティベーション・レイアウト」などがあります。
そしてイントロダクションは以下の言葉で締めくくられています。

あなたの想像力とインスピレーション、得られたガイダンスを使用して、探索し、夢を見て、不思議に思い、これらの画像と相互作用する独自の個人的な方法を作成し、エネルギーに新しい洞察と意識的な認識をもたらしてください。
旅を楽しんで。そして自由になってください。

私の活用法

私は、この宇宙空間みたいにさっぱりした感じ、有機物、生き物っぽさが薄い感じというのかな…機械みたいな感覚、真空中の記号みたいな雰囲気がしっくりきています。ライダータロットよりマルセイユ・タロットのほうが好きなのも、その嗜好があるからです。
このカードは違和感がほとんどなくて、横向きカードなんて結構珍しいのですが、それについても何も感じずに使っています。

活用法としては、日々のオラクルとして普段は3枚引きして縦に並べています。そうすると、なにかの装置を組み立てたように感じられます。
最近は毎日引くことはありませんが、「宇宙エネルギーと調和するとしたら、今の状態はどうなのかリーディングしよう」と思った時に使っています。引いたカードが眩しく楽しく感じたら、一日デスクに飾ったりしています。

なんのクリスタルが今の自分には合っているのかを導きだす時にも引いています。各カードへの石のセレクトも素晴らしいと感じています。
すべてのカードに、エレメント、クリスタル、チャクラ、惑星、星座が対応しており掲載されています。それぞれの要素も広く、エレメントにはエーテル・光なども入っていますし、チャクラには松果体(第三の眼とは別に)やオーラ、夢の井戸(well of dream)、金星の王冠(crown of Venus)といったチャクラがあるんですけど…どこ…

どこで買える?注意点は?

前述のとおり、Etsyサイトで購入できます。海外から直送ということで、送料は高いです。
そして、これがもうほんとにどうしようもないのですが、もろに海外製という感じで作りはきれいじゃないです。高品質ではありません。
印刷の問題にしても、パソコンの画面で見ている色は「光っている」のですが、カードはインクによる印刷なので、色がくすみます。これは仕方ない。
そして裏も表も黒いカードなので、使っていると端っこがぽつぽつと白くなります。紙質が良いというわけではなく…国内で販売されているオラクルカードは結構いい印刷&コーティングのものが多いので、それを基準に考えたら紙質や印刷は「悪い」に分類されるかも。
そして私の場合は、付属の本に糊がべったりついていました。その糊の塊はペリッときれいに剥がれましたが、製本の際にはみでた糊がくっついちゃったのでしょう。国内では考えられないと思います、そのくらいにはです。

なので、私のようにこのカードと相性がよければ「つくりなんてどうでもいいよ、この叡智にその価値がある!むしろガシガシ使うよ!」と言え、高価であっても内容に対して払えると思いますが、ピンとこなかったら「作りは酷いしガイドブックの内容は少ない、わからない」となりそうです(一枚のカードについて、ほとんどが和訳して200~500文字程度)。

このあたりが気になって、個人的にはかなり気に入っているカードなのに、おすすめ記事を書かなかったんだろうなと思います。とはいえ、割と使っていて話題に出してしまうので、一度はまとめておこうと思いました。
しばらく売り切れの時期もありましたが、その後在庫が戻りましたので、時期によって仕上がりに多少差はあるかもしれません…が、レビューを見ると「印刷のかすれがひどい!」というものもあり、期待はしないほうがいいと思います。

ひとまずはYou Tubeを見たり、Androidのスマホをお持ちでしたらアプリをダウンロードしてみたりして、楽しんでみてください。
いいかも!と感じられましたら、お手にされてもいいかも… 気に入らないな、となっても責任はもちろん取れませんので、よく考えられてからにされてくださいませ。。。

 

桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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