MGMクォーツ磨き
もう無い無いと言いながらここまできました。
研磨してくださる塩原さんに、毎回「もう無理かもしれません」と言われ続けていたのですが、今回の仕入れ時には「工夫したら、もう少し作れるかもしれないと思いました」と明るめに言われました。
原石ポイントの供給から、透明感のあるものが次第に少なくなり、次はカケのあるものだけになり、その中で研磨してルースやワンドにするという方向性を見いだされてきたのだと思います。さらに現在は、ひとつの結晶ではなく、複数の結晶が集まった部分をどのように切り取るかを、考えてつくるようになられたのでしょうね。
それもこれも、どのような部分でも、その石のエネルギーの素晴らしさが伝わるから、感動してくださる方がいらっしゃるからに他なりません。
これらの写真は黒い石のクッションの上で撮影しているのですが、布の表面がキラキラと光って撮れましたので、その光のみ彩度を高くしています(水晶の部分はそのまま)。宇宙みたいできれい。
こちらは今回一番大きな原石です。
こちらは同じような形の、大きさ違いのポイントが重なっているような部分です。どちらも正面となるファセットは磨かれておらず、原石の時のままになっています。ということは、もとからかなり似た形状をしていた部分なのかもしれません。兄弟とか親子とか、遺伝子の近さを感じる重なりです。
それにしても大きいな~(笑)
MGMといえば原石の頃は2センチくらいと思ってましたけど、工夫次第でこんなものも楽しめるんだなと、改めて思いました。
Instagramに石をくるりと回した動画をアップしました。
薄暗い天気の中で撮影したので、色調がとても黄色くなってしまい、何度も調整してはアップして削除して…を繰り返してしまいました。
来週の発売にむけて作業を続けます~。