イヤーコンパス2025開催決定!(と現時点での振り返り)

イヤーコンパス2025開催決定!(と現時点での振り返り)
イヤーコンパス

そろそろこんな時期になってきました!まだちょっと暑くてTシャツでもいいかなという日もあるのに、という感じです…。
今年も年内に、11月29日(土)の午後オンラインでの開催いたします。開催のお知らせとともに、私が今年に期待したことと達成度を確認しつつイベントをご紹介してまいります。
イベント詳細とお申し込みはこちらから

イヤーコンパスとは

2012年に年間計画のためのワークとしてハンガリーで生まれ、世界中の人々に親しまれているワークシート・フォーマットです。今年で、私が案内しつつワークブックを埋めるイベント開催も9年目を迎えます。わーーー10年目が見えてきた…やばい…。
和訳版をもとに英文と対比しながら改良したオリジナル版を使用し、皆さんの疑問や体験を伺いながら、20ページの冊子の質問に答えを書き込んでいきます。
一年が終わる頃に見返すのも楽しみであるワークです。できあがった冊子はぜひ、ご自宅でいつも手に取れるところに保管して、見返して、書き加えてとカスタマイズしていってください。
世界中の人々がインスタにアップした「イヤーコンパス 」を見るのも楽しいですよ…といつも言っておりましたが、インスタグラムのタグがほぼ働かなくなってしまったのであまりデータが動いていない気がします、困ったものです…というわけで、公式アカウントも素敵なのでそちらも見てみてください。時は流れておりますね。。。

そういえばなんですけど、同じく現在進行中の「inctover」もインスタグラムのタグを利用したオンライン・イベントでしたが、今年はまったく私のタイムライン上に出てきません。淋しい!
私は昨年参加しました、トラベラーズノートのパスポートサイズのクラフト紙ノート一冊に犬たちを絡めて描きましたが、もうタグが働かない時期に突入していましたし、ワイワイした手応え…はなかったです笑。ただ、すごく絵の練習にはなりました。

どんな集まり?

Zoomを使って、皆さんのお顔を拝見しながら、冊子を記入してゆきます。
続けてご参加くださっている、慣れた方もいらっしゃいますし、初めて参加してくださる方もいらっしゃいます。
一方的に講義をするというよりは、今年あった出来事を振り返りおしゃべりしながら記入していく、ゆるりとした時間です。他の参加者の過ごし方や、目標の立て方にヒントをもらうことが多いのが利点です。
また、同世代が集まるとその年齢なりの情報交換もありますし、世代が違うと刺激や気づきをもらえたりします。

前半は今年の振り返りで、休憩を挟んで後半に来年に希望する方向性を書いてゆきます。
イヤーコンパスという名前の通り、その年に自分が進んでいく方向の目安にする冊子を完成させます。
振り返りだけは時間がかかりますので、事前に出来事のリストアップ用紙のデータをお渡しし、書いておいていただくようにお願いしています。やらないのもOK、自由ですが、なかなか記憶ってたどりにくいものです。

事前に、イヤーコンパスの冊子と、一粒万倍日や月の満ち欠けカレンダーこの一年にあった出来事を集めた冊子(記録のようなものです)、おまけをお送りしています。
おまけは毎年、私がよく使ったものや、いいと思ったちょっとしたものをつけています。


昨年開催のイヤーコンパス曼荼羅
会の最後にオラクルカードを引いて、次の一年のテーマを決める際の参考にしてもらっています。これがなかなか刺さります。これがやりたくて参加してくださっている方もいらっしゃいます。

私は昨年「私の聖なるフローを見つける」というカードを引いたので、これまでの期間「これが私のフロー(流れ)か?」と自問自答しながら進んできました。
まだその流れに乗れているのかどうかはわかりませんが、これを思い出すと「世の中の流れ」と「自分の流れ」をいったん分けることができています。世の流れが大好きなのでそっちへダラダラと流されたいのですが、あまりそればかりだと時間が溶けるばかりなので、ほどほどに味わって自分の聖域時間を大事にするようにしています。
世の中とつながるツールでは流れにのり、世界観は自分の聖域を大切に、が理想ですね。

続けていて思っていること

いつも調整が必要だなと思っているのは、「こんな一年にしたい」という内容の大きさです。
あまりに小さいとつまらない冊子ができあがり、いざ新しい一年を過ごす時にコンパスとして機能しません。また、大きすぎても同じです。
なので先にある「今年の振り返り」を踏まえるのは大事なことなのかなと思っています。
しかし迷ったら大きめに書いていいと思います。できそうにないことばかりをリストアップするのは人によってはプレッシャーになるかもしれませんが、アファメーションのように、書いたら次に開くまで忘れてしまってもいいかもしれないですね。書いたら叶うものとして。
「ありえないな」と思っていたことも次の開催時に「家を買った」「本を出版した」など、大きめの願いが叶ったことをご報告いただいたことも結構あります。

これをしておくと、その一年間では実現できなかったとしても、次の、またその次の年には難なくやりとげることができていたことに気づくこともあります。
私の場合はずっと「野外スケッチをしたい」「外で水彩で絵を描きたい」と3年ほど書き続けて実行できていませんでしたが、今では毎日のように外で絵を描いています。当時は外でスケッチする人がいないと思っていましたが、今はSNSで野外スケッチ勢を見かけるようになっており、私自身もそろそろ次のフェーズに来ているなと感じています。
この11月にコンパスを設定するときには、少し違ったことが書けるかなと思っています。

「実現した」がひとつの通過点であることも、よくわかります。

私の2025年、これまでの振り返り

まずは2024年の振り返りページからハイライト笑。
かなりのポテチフリークだったのですが、一切やめました。これが2025年の夏、一年ちょっと経ってからすごい成果を出しました。今年の夏、汗があまり匂わなかったんです笑。
夏の汗のいやな匂いの原因が「肉類の食べ過ぎ」というのを読んだことがありますが、それほど食べるわけでもなくて。ただの加齢+体質かなと思っていました。
毎年夏は消臭の鬼で憂鬱したが、気づけば今年は消臭系のものをほとんど使っていません。シャツの入れ替えをしたからかと思ったのですが、古いシャツも匂いません。なんでだろうと考えて変わった習慣といえばこれで、肉ではなくポテチの油が原因だったことに気づきました。すご。

2024年最後の「手放す」ページです。
一瞬「何をクサイことを書いてるんだ」と恥ずかしくなりましたが、思い出しました、陰謀論のことでした。

陰謀論~??と思って全然踏み込んでなかったのですが、いざ知ってみたらそれも楽しめたということがありました。
その情報、方法や判断が合っているか間違っているかの「思考的な色」を外して見ると「自分たちの状況を良くしたいと思う人が、こんなにいるんだな」ということに希望が持てました。
私は外側の情報に対しては「私はどちら側なのか」ではなく「私軸」で見たり関心したり、なんとも思わなかったりしたい。
最近もうこの言葉も以前のように使われなくなってきたような気がしますが、こういう感覚も「ある特定の場所に私がいるから」という可能性もありますし…アルゴリズムめ、という感じですね。

スケッチ会をやってみたいと思っていたのですが、現在はそれ以前の問題かなと理解しています。
自分としては「絶対にやらねば」という気持ちでやっていた犬散歩時のスケッチを夏の暑い時期に緩め、そのかわりに作品づくり的な制作をするようになりました。盲目的にこなすのではなく、意味を考えてやってみようと思うようになりました。
そしてあまり人がいないと思っていたスケッチ界隈は今、Xを中心にとても賑やかになっています!これも私が最近知っただけかもしれませんが、外で描く人が増えてきています。しかも国内ではほとんど愛好家のいないガッシュで!
さらにはアクリルガッシュ販売不可論争(ガッシュとアクリルガッシュは別ものです)が話題になったりして、国内のお絵かきシーンも盛り上がっているな~と感じています。

下に書き足してある「アルシュ」は高級紙です。今年は「100日プロジェクト」にチャレンジし、アルシュ紙を使うことができました。達成。
そこからコットン100%の紙に描く幸せを実感、風合いはいいし、わりと描いたり消したりできるし、色の動きが美しいし…綿製品って洋服でも乾くのが遅かったりするじゃないですか、あのゆっくりとした感じが使いやすいんだなと思いました。

その下のブックバインド自分でスケッチブックを作ることですが、これも今では定番となっています。やれ紙質がどうだ、サイズが、枚数が、など思わなくてもよくなりました。革カバーも作りました。
雲の上の作業だと思っていたのに、びっくりしますね。

イヤーコンパスと共に思い返せば、100日プロジェクトも参加達成しましたし、(書いてないけど)AIも使いましたし、憧れていた制作も当たり前になり、結構段階を踏まえてきたのだなと改めて実感しております。

参考記事、お申し込みはこちら

これまでの開催については、こちらからご覧いただけます。

イヤーコンパスについての記事一覧

次回開催のお申し込みページも作りましたので、興味がおありの方はぜひご一緒しましょう。
冊子発送のスケジュールの都合で、11/22(金)迄、募集いたします。

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桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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