Apple Pencilのカスタマイズ、グリップと透明ペン先

お絵描きツール

iPadで絵を描くと絵具もキャンバスもいらないので、ほんとにお金がかからないのですが、新しい絵具を買ったり、画材屋さんをうろつく楽しみがないとも言えます。
なので、定期的にブラシやテクスチャー、周辺機器にいいものがないか見回ったりしています。
今回は使用しているApplePencil(第二世代)についてのお話です。

きっかけは定期的な手首の痛み

ある時なんの原因もなくじわじわと、右手が痛くなり手首が動かせなくなりました。
最初は気づかないうちに手首を捻挫していて、動かし方が悪く悪化させたのかと思いました。これはクリスタルを試すチャンス、ファーデンクォーツを貼り付けて過ごしていました。

ファーデンはその白い糸(に見える部分)を経路としてのエネルギーが強くて、そこが使いどころになるクリスタルです。
「糸の道を通って〇〇する」ということに使えます。たとえばハイヤーセルフのところへ行く、クライアントとつながりをつくる、瞑想の回廊にする、光をおろす道にする、情報を送受信する、などなどです。
今回はねじれたり曲がってしまった手首のエネルギーを、ファーデンの糸の流れのストレート具合でまっすぐに、ひとつの円滑な流れに整頓するために使用してみました。条線を持った石も他にありますが、水晶のほうが肉体との親和性がいいように感じます。

これはなかなか良くて、痛みを発している箇所がわかるようになりました。痛いのは手首ではなく親指が元凶で、ペンを握る時や文字を書く時にとくに痛くなることがわかりました。

貼る箇所も親指の根本に移動(点線の部分にファーデンクォーツ)。
今回はエネルギーを整えるだけでなく、手首が痛くなる答えへと私を結び付けてくれたように思っています。

◆ファーデンクォーツ販売はこちら

◆ファーデンクォーツについての動画

原因はApple Pencilの細さでは?

偶然その時、そろそろiPadのカバーを変えたいな~と絵描きさんおすすめのものがないかYouTubeを参考に見ていたら、背景イラストレーター・Ariさんが「Applepencilは細いから手が痛くなる」と仰っていて、軸の細さが関係することがわかりました。

そもそも私は軸の細いペンは苦手ですし、鉛筆もホルダーにいれています。
それがMoft Float専用のApplePencilケースに入れるために、ペンにカバーをかけずそのまま使っていました。


MOFT Float タブレットスタンドケース

現在はこのペンケースも使ってないですねー…。iPadケースを変えたいくらいなので、ここもこだわりポイントでなくなってしまいました。

万年筆測定(万年筆を握る時の筆記面との角度やペン先の回転度数、筆圧などを測ってくれる)ではそれほど筆圧は高くなかったのですが、ペンを握る力が強いようです(それはここには出ていませんが)。
これは一度測っておくと、万年筆調整をしてもらう時にもよいデータになります。パイロットさんの万年筆調整イベントで計測していただきました。ここからおすすめのペン先を教えてもらえます(私は細軟系を勧められました)。

筆圧は130が平均らしいです、私は108。筆圧が低くても手首を痛める原因は他にあるんですね。
それで合点がいったのですが、木軸の万年筆では柔らかい木だと爪跡がついてしまうことを作家さんに相談したことがありました。

話題の「エレコム低重心設計グリップ」を使う

年に1~2回、同じような手首の痛みに悩んでいて、今回も「また捻ったの?」と先生に言われていましたが、もしかするとApplePencilをどうにかすることで痛みは軽減されるかもしれません。
Ariさんがおすすめしていたグリップも、Twitterで良い品とバズった時に購入していて持っていました。そもそもはペンタブのペンと形状が似ているので、愛好者さんには違和感がなくなるみたいですね。
私はほとんど使ったことがないので、親しみのない形状でしたが、軸が太くなればそれで!


エレコム アップルペンシル専用(第2世代) 太軸タイプ ペンタブ風グリップ クリア TB-APE2GFWCCR

以前はiPadケースとの相性が悪いということで使っていませんでした。
一日のはじまりにグリップに差し込み、夜に外してiPadにつけて充電します。一日で充電がなくなるということもありませんし、普段から紛失防止のため日中はApplePencil自体をiPadにつけず、ペンケースに入れていますので慣れてきました。
このグリップは抜き差ししやすく設計されていますので、それも苦になりません。

また、ダブルタップの効きも安定しているとAmazonのレビューには書いてありましたが、私はタップが軽いのか効いたり効かなかったりと不安定でした。平らな面を親指側にして、ゆっくり、深めにやれば問題なさそうです。
同じような方がタップする部分を切り抜かれていました、それもいつかやってみようかしら。

ペン先も透明にしてみた

これは手の痛みとは関係ないのですが、YouTubeでなかなか良いとレビューする方が多かったので購入してみました。
ペーパーライクフィルムもエレコムのものを使ってまして、とにかくエレコムだったら何を買っても間違いないでしょって思ってます。こちらはYouTubeお絵描き先生の草分けといっていいAmity先生のおすすめから、リピしてます。アクリルフォトスタンドの重く鋭い角が落下した時も画面を守ってくれました。


紙のような描き心地 ペーパーテクスチャフィルム 反射防止 上質紙タイプ TB-A20PMFLAPL

さて本題の透明ペン先ですが、正直なところそんなに差がないような気がします(笑)。はじめはちょっとタッチが固い?すべる?と思いましたけれど、描いていたら忘れてしまいます。
絵を描く人って、お気に入りが出てくるにせよ、ある程度画材に自分の感覚を合わせて慣れるところがある気がします。純正の使用感と違和感がないのは良いことなんじゃないかな。
「iPad Proを使わないと差は感じないかも」とおっしゃる方もいましたが、私は2020年のProを使っているんですけれど、あまり感じていません。私はペン先をそれほど厳しく意識していないのかもしれません。
文字を書く人のほうが、ペンの先端のことは気になるのかもしれないなと思いましたが、しばらく使ってみて純正に戻したら「見えないかも」と感じるかもしれないので、少し期間を重ねてみることにしました。

見た目がよくなるわけでもないしなぁ。ペン先が削れて金属が出てくるのを見つけにくくはないだろうか。
純正とどちらがコスパがいいかというと純正です(透明ペン先@721円、純正@578円)。


エレコム Apple Pencil専用 交換ペン先 3個入り 【ペン先が透明で見やすい】 ( 第1世代・第2世代 両対応 ) P-TIPAPY01CR

筆で塗る感じもよく使いますからペン先を細くする方向性も、私にはないだろうと思いますけど、これも評判良さそう。
先が摩耗しにくいのはいいけど、筆圧が強い人はフィルムを削ってしまうみたいですね。こちら@1090円で一番高い(値引きされてても高いかな~)。


エレコム Apple Pencil専用交換ペン先 (2個セット) 金属製 極細 太さ1mm 【 第1世代・第2世代対応 】 ホワイト P-TIPAP01

とはいえ、ペン先が削れるのも「描いたな」と実感できる楽しみでもあります。
最終的に純正に戻りそうな気もする…Appleってそういうところがすごいんですよね。何にせよ、なんだかんだいって、純正を超えるものはなかなか出てこないです。
それでもiPadを使う楽しみのひとつとして、いろいろ試してみようと思います。

追記:ペン先は純正に戻し、木製グリップを購入

Noteshelfアプリを使っていたら文字が時々飛ぶようになってしまったので、ペン先を純正に戻しました。
戻してみて、やっぱり私はそんなにペン先を重視していない感じがしました。
そしてグリップも葉車堂さんの木製のものを見つけましたので、そちらを使っています。はじめは充電&タップ可能な太軸をお願いしたのですが、現在、iPadケースの都合で充電できなくなりましたので、タップ可能の標準軸の2本目のグリップを使用しています。

桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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