「豆がま口ペンダント」を制作中です。

制作中

天然石の原石やルースなどを入れるのにちょうどよい、豆がま口部分が出来上がってきましたので、チェーンとブランドタグをつけて、ペンダントとして制作しております。
制作者に制作をお願いする時は、彼ら・彼女らのほうがプロですから、あまり詳しくリクエストはしないで、ざっくりと素人的にお願いし、仕上がりを待ち、やり取りを重ねていってカンを掴んでいます。
今回はじめてお願いしましたが、なんと、ひとつとして同じものがない、全部違う革・金具の組み合わせで仕上げてくださいました。
「黒、茶、ベージュ、白でお願いします」という、どうやったって15個作ったら被りそうなリクエストだったのに…驚きました。感謝です。

フカフカの白いのは海外産の鹿革、紺色のは蝦夷鹿、エンジ色のは手に入らないスペシャルな革。

タンニン染めの蝦夷鹿も貴重だそうですが、まず手に入らない特別な革も使ってくださいました。縫い目も、通常より細かくしてくださっています。接着についても、とても気を使ってくださり、完璧なものに仕上げるため、予定より少し時間がかかりました。
お心遣いが細やかです。

これ以外に、今は使われていなかった金古美の金具を使ったものも、作っていただきました。

金古美の金具に、スペシャルな黒い革の豆がま口ペンダント

金古美になるとますますがま口感が増しますね。この形が、かわいいですよね~。

さて、チェーンの具合は私の腕の見せ所だったわけですが、長いですし、重さもそれなりに感じます。銀チェーンだともっと重く、値段も高価になりますので合金製としました。
そして、約81cmと71cmで使うことができるように、二段階調整できるようにしています。

私は長く下げたいんですが、この長さだと、回転してクロスしたりしますし、重さもより感じやすくなります。
71cmくらいの方が胸元に安定して、使いやすいです。が、やっぱり長く下げたい気持ちは止められず、二段階で使えるようにしました。ざっくりとしたタートルネックセーターの時とかも、長めのほうがいいですし。
とはいえ、やはり使い勝手は短めのほうが快適ですから、「私は71cmだけでいいです」という方は、展示会では調整させていただきます。

左が二ヶ月使った蝦夷鹿、右が新しい蝦夷鹿です。

蝦夷鹿の革を使ったものには、素のもの(上の写真)と、染めたもの(紺、茶、黒)があります。それ以外はほぼクロム鞣しの牛革です。
クロム鞣しは色落ち、型崩れなどしにくく、タンニン鞣しのものより扱いやすく、変化は少なめです。蝦夷鹿はちょっと気をつける必要があるかもですが、鹿革は水洗いできる革だそうで、普通のタンニン鞣しのものよりは扱いやすいのではと思います。

私も胸に下げたまま食器を洗って、盛大に水染みの水玉模様を作ってしまったことがありますが、全体を水で湿らせ、乾いた後で革用クリームで油分を補ったことがあります。

クロム鞣しの変化は、シワの部分にあたりがでる、艶が増すといったところでしょうか。
一般的な鞄や定期入れ、ペンケースなどクロム鞣しがほとんどです。ブランド物の鞄などもそうですね。なので、いつもの革製品と同じと思ってくださって良いかと思います。

…そのうち、ミネルバボックス革のとか、革好きな方のためのものも作ってもらってみたいですね~お高くなりますけど、いいですよね~。私も欲しいです(笑)。

ひとまずこちらは、イベントで初お披露目となりそうな具合で進行しております。

桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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