グリーンカヤナイト・ブレスレット

グリーンカヤナイト・ブレスレット
発売情報

私が「湖カラー」と呼んでいる静かな青緑色の石が、また見つかりました。
とても美しいタンザニア産のカヤナイトです。

湖カラーの石たち

頭の中では湖カラーかなと思っていた私物を集めてきました。
エメラルドは比較として持ってきたもので、緑に寄り過ぎなので湖カラーとは思っていませんでしたが、こうしてみるとトルマリンとさほど変わらないように見えます。このグリーントルマリンについてはかなり絶妙の色で、「湖」という表現を使いはじめるきっかけになった一本です。トルマリンはこのあたりの色と、ブラウン~グレー~クリア系のものが出るとぜひブレスレットにしたいと思っています。あまり見かけないですね。

その後これぞ湖の決定版、グランディディエライトが出回るようになり、より湖感が深まる石が出てきたなと思いました。
今回のグリーンカヤナイトも、とても良い色をしています。また、クリアで条線のある石というのも良いですね。ところどころ青みが強かったり、緑になっていたりして、その色のゆらぎも美しいです。

「クリスタリン・トランスミッション」

私がクリスタルヒーリングを学びにハワイのカウアイ島に行ったのが2002年で、カトリーナ・ラファエル氏が三部作の最後の一冊「クリスタリン・トランスミッション」を出版されたのが1999年でした。
この本の中で、カヤナイト(本文中では「カイヤナイト」となっています)は「主要なパワーストーン」のひとつとして大々的に採り上げられており、一緒に学びにきていた方の中にも、とても大きなカヤナイトの原石をお持ちの方がいたりして、みんなで楽しんだりしたのが印象に残っています。
というわけで、このカトリーナ・ラファエル氏の著書「クリスタリン・トランスミッション」からカヤナイトについてをご紹介します。

カトリーナ氏の第一巻「クリスタル・エンライトメント」では石のパワーについての説明があり、第二巻「クリスタル・ヒーリング」でハート、感情を癒やし再定義するヒーリング技法が紹介されています。
この「クリスタリン・トランスミッション」ではそれらヒーリングが完了し整った後に、さらに目覚めていくための「主要なパワーストーン・レイアウト」の石の解説と方法について書かれています。
「クリスタリン・トランスミッション(クリスタルによる伝達)」とは光の身体を肉体に根付かせ、平和と調和の可能性を現実にもたらす統合のプロセスのこと、「この地上で天国を生きる」ことを指しています。それは「自分を克服する道」でもあり、自らの愛をあらゆるものに向けていくもので、恐怖の法則のもとに働いてきた「攻撃、防衛、保護」のいにしえの遺伝子プログラムを変えていく必要があります(※もしかしたら習性としての遺伝子の意味で使ってるのかもしれないけど、いや、本気かもしれない)。
そのためには準備が十分になされていることが必要で、感情やハートの癒やしが終わっていないと三冊目の内容を試すのはにさえなる、とも書かれています。

カヤナイトはこの「主要なパワーストーン・レイアウト」において、ソウルスターにある白い純粋な光をコーザルレベルに導き入れる役割を担います。純粋な霊(スピリット)のちからを頭脳に伝え、これにより、神的なエッセンスによって力づけられた新しい思考のパターンがつくりだされます。
その点においても90年代に大活躍・貢献した石と書かれていますし、それらの情報が遅れて入ってきた日本では2000年初頭、カヤナイト・フィーバーでした。(2000年当時まだインターネット普及率は40%以下で、今ほど盛んではありませんでした)

カヤナイトの特徴

さらに同書より、続けます。
カヤナイトはネガティブを受けつけない稀有な石のひとつで、浄化の必要がありません。
条線が走っている(縦ラインといいますか)石はそのラインにそってエネルギーが素早く流れるといわれています。

カヤナイトはその結晶構造から物質世界とのかかわりはあまりなく、リアリティに縛られない異なる法則のもとで働きます。高い波長のエネルギーを頭脳に招き入れて、精神性を変容させる力があります。
エネルギーの経路を開き、光を高次元から取り入れて伝えるというのが主なカヤナイトの動きですが、それを高いチャクラでも行えるということが特徴でしょう。
カトリーナ氏はそれにより、心の高いパワーを蘇らせる、新しい顕在化のパワーが解き放たれる、魂の「楽園」の記憶の中に眠っていたヴィジョンが蘇る、時空を超えて行きたい場所に行く、いつでも意識的に源泉にアクセスすることができるようになる、などのことを書いています。

また、ともに使う石として、霊魂の純粋な光(セレナイト)を心(カヤナイト)に、そして肉体(トルマリン)へと伝えるリンクが形成できるとも書かれています。
ちょっと考えただけでも美しい組み合わせですね。カヤナイト=心となっていますが、精神等人間の非物質エネルギー的な部分のことかなという感じもします。
ちなみにセレナイトも光を高次元からおろしてくるという花形クリスタルなので、たいそう持て囃されました。クリスタル・リーディングの集まりでセレナイトの大きな球体を選んだ人に、リーダーが「もうイニシエーションの準備が出来ていますね」というようなことを言っていたのが強く記憶に残っています。

時代なセリフですな…。昔はなにかにつけ「イニシエーション」って言ってたんですよ…。今の「覚醒」「目覚める」に近いかもしれない。

この本はヘマタイトについてもたくさん書かれており、何度かご紹介したことのある「ヘマタイト・シールド(反射盾)」についても書かれています。
あと、カルサイトも好きになれるかもしれない。絶版ぽいのですが、おすすめ本です。

緑色については?

緑色のカヤナイトは、当初はそれ特定のものとして扱われることがほとんど無かったものです。ブラックカヤナイトについての記述はいくつかの本にありましたが、緑色のものについては説明を見つけることができませんでした。
一般的にはハートチャクラの色に傾いたものとして、ハートによく働きかけるものとされています。または高次エネルギーを頭頂から、ハートチャクラまで届くように降ろすということも言えるかもしれません。

個人的には思いがけなく戴いたことがある石で、記憶がかなり薄くなってしまっていますが、その方はとてもこれらの石を貴重なエネルギーのものとして敬っておられ「賢者の杖」のように使えるというようなことを仰っていたような…いなかったような…。とにかく、最終的には「ご自身で感じてみられてください」と託されました。自分のところにやってきてくれたことが、とても嬉しかったことを覚えています。
それからは、少し特殊なカヤナイトという印象があります。

まぁとにかく美しいので、この色みの素晴らしさ、クリア感の良さ、不純物の少なさに見惚れます。
これまで書いたことをすべて忘れてしまっても、まったく問題ないなと思うくらい素晴らしい石ですが、カヤナイトについて、一度じっくりまとめてみようと思った次第でした。

回転動画をインスタグラムにアップしましたので、ぜひご覧ください。

商品ラインナップは、9mm珠(56,000円)、7mm珠(32,000円)、6mm珠(29,000円)の3本です。

それでは、アップ作業を進めます。
どうぞお楽しみに!

桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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