ムーンストーンの龍と鳳凰

ムーンストーンの龍と鳳凰
発売情報

高品質なタンザニア産ムーンストーンでつくられた鳳凰と龍のカービングです。
透明感もあって青白い光の反射・シラーもほぼ全面に見える美しいものです。

龍2頭、鳳凰3羽

高品質で彫りも良いものがこんなに揃うのかというありがたさ。
実は以前に仕入れをしたかったのにいろんなお店を巡るうちに戻るのを忘れ、逃してしまったものに似ており、即決しました。
左の2つは龍、それ以外は鳳凰が彫刻されています。

いずれも角度をあわせると、一面に青白いシラーが見られます。龍は白に近いシラー、鳳凰は青みが強いシラーが多いです。


龍1

龍2

鳳凰1

鳳凰2

鳳凰3

穴が細い

これらの石たちにはトップ部分に穴が空いており、ペンダントのように下げることができます。
ただ、穴がとても小さいです。当店の蝋引き紐は通りませんでした。穴が真っ直ぐではないので、細い針を通すことも無理そうです。細いワイヤーなどのある程度曲げ伸ばしできるもの、テグス、先端をボンドなどで硬化した細い糸などは大丈夫だと思います。
提案としましては、ワイヤーでメガネ巻きをして別の輪などをつけ、そこへチェーンなり紐なりを通すようにします。

もしくはテグスを通してビーズで輪をつくります。

簡易的に試してみたものです、カシメ珠で繋いでみました。一箇所つぶして留めています。

この他、手元にある直径0.64mmのワイヤーを通してみようと思ったら、太すぎて通りませんでした。直径0.5mmのものはすこし曲げて角度をつけておけば、通せました。
また、像とベースの土台となっている部分とに差があるため、マクラメなどで固定しやすいものだろうと思われます。
当店では方法の提案を考えましたが、実際の加工を承ることができません、お許しください。

ペンダントにしなくても、きれいな房などをつけるのもお守りとして美しくてよさそうです。
もちろんこのままの状態でも十分に美しい、高品質のものです。

鳳凰について

龍と鳳凰は、私はエネルギーの状態を擬獣化したものだと考えていますが、一体の生き物のように、個性、キャラクターのあるものとして捉えられると楽しいですよね。
龍は気の流れ、巡り、その道筋で、地面や水の流れ、風の通り道(これも地面の形状による影響でしょうけれども)がうねるようなかたちをとることから、あの体になっていると思います。西洋のドラゴンとはまったく違った存在です。
鳳凰はポイント的にスパークするような点、聖地のような地点、ポータルなどのエネルギースポットといった感じがします。

龍はスピ系ではメジャーな存在で認知度が高いですから、解説しなくてもよいように思いますが、鳳凰っていつも曖昧なのでちょっとご紹介してみます。

中国神話の伝説の霊鳥で、死と再生のシンボル、日の出を告げる(政治的な新王朝の到来)、羽根のある生物の王といわれています。
中国では5~7mくらいの大きさとされていますが、日本では1~1.5mの大きさで描かれることが多いです。頭が鳥で首が蛇(龍)で背中は亀で尾が魚で…などと日本では記述されますが、あまりそれに従って描かれたものは見ないような気がします。それより中国の、全身ほぼ鳥類で形成されているかたちのほうが多いです。
一日の時間の流れとともに、崑崙山を巡り水浴びをして巣に帰るという鳥の生活スタイルと似た暮らしをしていると記されたこともあります。また、霊泉だけを飲み、60~120年に一度だけなる竹の実のみを食べ、アオギリの木にしか止まらないともいわれています。

龍も洋の東西ではスタイルと性質が違いますが、鳳凰も西洋のフェニックスとは別の存在とされています。フェニックスは雄のみですが、鳳凰には雌雄がありも産む(不老長寿の霊薬)とされています。

…とまぁ、調べてみると「あーきいたことあるー」とはなるのですが、左耳から右耳へ抜けていく予感が激しい。絶対忘れますね。
印象としては、龍に比べると逸話が生物みが強い感じがします。
龍神様とはいいますが鳳凰神様とは言わないですね。でも中国では風の神様として崇められた歴史もありました。

身近な存在になってきたような

わたくし事ではありますが、鳳凰っぽいものがついてきていたことがありました。その時のことを描いた漫画がこちらです。
この鳥たちがついていた方は、私の仏像彫刻の先生でした。怒り物(いかりもの)という、阿吽像や不動明王など憤怒の形相をした仏様の像を彫るのが得意な方でした。不動明王の火炎光背(仏様の後光)は、迦楼羅という鳥の姿をした天部の仏様の化身、もしくは迦楼羅の出す炎とされています。
迦楼羅は悪い龍を食べる仏様で、鳳凰とは違う存在です。ややこしや。

 

加勢先生は龍を見やすい人と、鳳凰を見やすい人とタイプが分かれると言っていたことがあります。
鳳凰を見るタイプの人は、精霊などを見やすい人だと言っておりましたが、どちらも参考になるほどの現実味がないかもしれません。

加勢先生は龍をよく見るようで、どんなものか教えてもらいましたら「龍っぽく見える雲」のことを言っておりました。しかし「ただの雲」と「あれは龍」という違いがあるらしいです。私にはあまりよくわかりません。
見分け方として、「ちゃんと鱗があるんだよね」というようなことを言ってたように思いますが、それでもよくわからないです。


加勢先生が撮影した龍、顔の拡大写真とその時のことを書いた記事はこちら


こちらは犬鳴山不動尊で私が撮影した写真です。もう大きなサイズのものがなくて不鮮明ですが、滝の水が龍のように見えます。

昔は龍雲警察かっていうくらい厳しい目で見ていましたが、今は「ぜんぶ龍でいいかな~」くらいどちらでもよくなってしまいました。
多くの方が当たり前のように龍のことを語るので、エネルギーの大きなうねりですし、敬う心は持ちつつ、思ったより身近な存在なのかもと思うようになっています。
ムーンストーンについて、加勢先生が以前「自分の中の光を見たくなった時に身につける石」という表現をしていて、まさにそれ、と思ったことがあります。
龍や鳳凰など、伝説の生き物を作るにはもってこいの石です。

長くなってしまいました、引き続き発売にむけて作業を続けます。
回転動画をインスタグラムにアップしますので、ぜひご覧ください。
どうぞお楽しみに。。。

オンラインショップはこちら

 

桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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