スターの軸に印がついたメタモルフォーシスクォーツ原石
そろそろメタモロッドのペンダント制作の準備を進めようかと塩原氏のオフィスを訪ねましたら、とても素敵な原石に出会いましたのでご紹介いたします。
スターのラインがよく見えるものを選んできました。
目次
宇宙が話しかけてくるような
最近また「宇宙が話しかけてくる」ような感じがしていて、それがメタモルフォーシスクォーツの雰囲気に近いように感じました。
思考と習慣から別の石を身につけたかったのですが、メタモルフォーシスを着けるようにしていました。思考はしぶしぶですが、どこか別の私の層が「それでよし」と満足しているような気がします。ハートの指示かというとそうでもない感じです。
さてそんな中ではありますが、メタモルフォーシスのロッド・ペンダントを作るシーズンがやってきましたので、ロッドを選びにオフィスに伺いました（完成はまだまだ数カ月は先ですが準備は早めにします）。
ロッドを選ぶ傍ら、メタモのかち割りのような原石が置いてありました。
原石も好きなので仕入れ可能か尋ねたらOKとのことで、よく見るとペンで印が入っていました。そしてその部分が少し磨かれていて、作業途中なのが見て取れます。ツルッと鏡面に近い磨きもあれば、ふわっとマット状のものもありました。
さらにそこにはスターがありそうなシラーが動いています…しびれました笑。
研磨主はボブさん
お話を聞くと、メタモルフォーシスを研磨する際に「このあたりにスターの出る軸が通っている」と目星をつけた跡なのだそうです。このあと、これらの原石はこのあと磨かれてロッドやルースになっていきます。
わーーーーー、面白ーい。
これらの石を扱っていたのはメロディ氏の盟友で、メタモルフォーシスのロッドなどの研磨監修をされており、塩原氏の研磨の師匠でもある愛称ボブさん、ロバート・ジャクソン氏です。
ボブさんってどんな人なんですかとこの機会に尋ねたら、「とても紳士で、ユーモアのセンスもあって素敵な人。見た目はバック・トゥ・ザ・フューチャーのドクみたいな感じで、あんなにドタバタしてなくて穏やかな、すらっとしたナイスガイだよ。女性にモテる人。なんとなくメロディさんに見た目が似てるんだよね。」と教えてもらいました。意外でした。頭の中では丸くて小さなドワーフみたいな人だと思いこんでいました笑。
とても悲しいことにこの９月の頭にご逝去されたそうです。話を聞いてしょんぼりしましたが、手元にはボブさん研磨のものがいくつか残っていますので…… っていってもしょんぼりするのは変わらないですね。
というわけで私にできることといえば、どんどんメタモルフォーシスを紹介していくことなので、それに心を注ぎます。
C軸にそって星が出る
ボブさんのペンの跡はそのまま残して販売します。
印は原石を貫いており、水晶のC軸がとてもよくわかるようになっています。メタモのC軸の話はこちらを御覧ください。
ルースはインクルージョンもほぼないのが当たり前になっていますが、こういったスターを見やすい原石を見ていると「ルースの品質ってすごいな…」とも思いますし、原石の「こんなワイルドな中に光るスターもすごいな…見つけた人歓喜だな…」と思いますね。
エネルギー的な話など記事まとめ
これまでに投稿したメタモルフォーシスについての記事はたくさんありますが、だいたいこのあたりがよくまとまっていそうですのでご紹介です。
それぞれ似たことも書かれていますが、参考にどうぞ。
今回のラインナップはこちら
丸くスターの出るところにあたりをつけて、ここが中心、というところに点を打っていたんだなというのがわかります。
印がほとんど削られているものもあります。
１：407ｇ 44,800円
２：355ｇ 39,000円
３：308ｇ 33,900円
４：134ｇ 14,800円
５：88ｇ 9,700円
ルースかロッドか、何かしらに研磨される予定だったかもしれない原石なので、原石としては品質がとても良いものだと思います。
作業の途中を感じることができると、より石に対する愛情が増しました。料理番組で作る工程を見ていると、その料理がより美味しく感じられるような気がするのと同じ気持ちです。
大きさの比較です。上段左から２、３、１、下段手前が４、奥が５です。
スターの様子を撮った動画をインスタグラムにアップしましたので、ぜひご覧ください。
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