珍しい紋様の白天珠と緑のブレス

発売情報

白天珠の面白い紋様のものを、緑色の石とブレスレットにしました。
そして一点、出雲石とガーデンのブレスレットも一緒に販売します。

紋様の名称に諸説ある

天珠の名前なんですが、仕入れ元でつけられていた名前と、調べてみたら他の名称で呼ばれている場合もありそうなので、ご紹介してみますね。


これは仕入れ元では「銅銭天珠(どうせんてんじゅ)」とされていました。
銭幣天珠というお金の模様の天珠があり、その仲間だと思いますが「最近作ったんでしょ?」言いたくなるようなシンプルにお金と思ってしまうデザインです。四角い穴の開いている古銭を思い出しますね。
検索しても出てこない名前でした。お金を呼び寄せる紋様ということです。
豊かになるイメージから、グリーンルチルをあわせました。少しキャッツの光がチラチラします。

これはなんと面白い、とても惹かれるデザインです。仕入れ元では「如意天珠(にょいてんじゅ」とされていました、なんでも意のままに願いごとをかなえるという天珠です。
しかし、調べてみると「龍鈎天珠(りゅうこうてんじゅ)」で、強力な幸運を吊り上げるものとされている解説も多いです。
どちらかピンときたほうで認識していただければと思いますが、ただ単純にぐるぐるの文様なんて面白いですし、なんだか宇宙的です。私はこの図形から受けたその印象から、ラブラドライトをあわせました。
渦巻、巻き込む、引き寄せる、ゼロポイント、いろいろ考えられます。
ラブラドライトはピンク、黄色、ブルーなどの光が見られるレインボー系です。

仕入れ元では「緑度母天珠(りょくどぼてんじゅ)」とされていました。緑度母とはチベットの神様、グリーンターラのことです。でもこれはちょっと遠すぎるんじゃないかなと思っています。
「白毫天珠(びゃくごうてんじゅ)」としても扱われていました。仏様の眉間にある盛り上がったホクロっぽいやつです、あれは本当は毛がぐるぐるっと巻いてまとまっているもので、災難を避ける、真実を見極める、光をもたらすといった意味合いが込められています。
また、これも「龍鈎天珠」のひとつとしている方もいらっしゃいました。
最初の緑度母のイメージから緑色の石をと思い、プラシオライトをあわせています。

天珠は魂の器

加勢先生は「天珠は魂の器」と言っていました。その話はこちらの動画をどうぞ!
4:58から白い天珠についても話しています。概要欄に目次がありますので、興味のあるところに飛ばしてご覧ください。

出雲石とガーデンクォーツ

出雲石の天珠については、製造元が当面は貴重な資源を勾玉づくりの方向で活かしてゆきたいので、他のものの生産はいったん止めるとの意向でした。うちにある、現在最後の出雲石天珠になります。グレードはAAAです、棚の整理をしていたら出てきた珠です。
この見事に半分ガーデンの球を見て、ぜひ出雲石天珠とあわせたくなりました。きっちり半分がガーデンになっているわけではなく、緑の層が入っており「半分ガーデンに見える」といった珠も混じっています。そういう珠は見方によっては「珠の方向を間違って通してる??」というふうに見えます。上の写真ですと、出雲石の左側2番目、4番目の石です。難しいところですが、より緑が濃厚に見える方向に通しました。
クリアな部分の透明度がよく、きりっとした美しさがあり、出雲石にぴったりです。
なかなかこの半分ガーデンという状態で、ブレスレット一本分になっているものはないと思います。

それでは、発売に向けて作業を進めます。
どうぞお楽しみに。。。

桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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