4月のクリスタルセレクト、開催いたしました。

CRYSTAL

新しい元号となりました。令和という美しい元号に喜んでおります。
「玲」という字は「珠(玉、石の珠)が擦れあう時の美しい音」の意味があり親しみを感じていましたが、もともと「令」の字が「清らかに澄んだ」という意味で、形としては「儀礼用の帽子を被り、 ひざまずいて静かに神のお告げを受けている人」を表しているのだそうです。英訳が「Beautiful Harmony」とも聞いておりますし、神様とつながる佳き時代になりますことを祈っております。
英語の年号といえば、平成は「achieving peace(達成する / 平和)」、昭和は「enlightened harmony(悟りを開いた・目覚めた・賢明な / 調和)」だったとこの機会に知りました。時代につける名前の、なんと美しいことでしょうか。この文化的環境に感謝です。

当オフィスでは氏神様の神社に参拝し、近所だけど初めて入るお店でご飯をいただきました。とても美味しくて驚きました。幸先良いスタートです。

さて、4月のクリスタルセレクトにて、2組のお客様にお越しいただきました。ありがとうございました。
ご感想をいただきましたお客様には、許可を得て掲載させていただきます。

M.A.様(東京都・30代)

いただきましたご感想
楽しい時間をありがとうございました! アンダラクリスタルのペンダント、実物を見て選ぶことができてよかったです。どの色も可愛かったです。
そして、クリスタルセレクトに伺うとついつい指輪を買ってしまう…という傾向も明らかになりました(笑)。一点もの感が強いですしね…。ここ数年欲しいと思っていた緑の石が手に入り嬉しいです。 ありがとうございました。

アンダラペンダントに目星はつけたものの、どれにするのかは実物を見て決めたいということでお越しになられました。最終的にソラリスのアンダラペンダントの、お好みの花の開き具合の方をお手にされました。
また「珍しい石が入ったんですよ」とご案内させていただいたグランディディエライトの指輪をお求めいただきました。ミルキーでふんわりキャッツも入る、美しく静かで優しい石でした。
緑の石が欲しくてグランディディエライトを手にされるという…希少なご縁を持たれておりましたことに感服いたします。

グランディディエライトは私も注目しておりまして、今後ブレスレットを展開する予定です。大好きな「湖グリーン」の色みの石で、現在の三大希少石、または世界希少石10傑と呼ばれることもあります(定説の世界三大希少石は、パライバトルマリン、パパラチアサファイア、アレキサンドライト)。1900年初頭マダガスカルで発見されましたが、どれも透明度もなく宝石的価値はありませんでした。2000年になってスリランカから宝石質のものが出始め、マダガスカルでも見つかるようになったのだそうです。
もっと品質が良ければ、透明感がありネオンブルーに近い色味になってゆきます。そのあたりのものは小さめのカット石が多く、「アクセサリー」というよりは「ジュエリー」として商品化されます。流通量が少ないこともありますし、大きくてカボションカットのものはどうしても少なくなる傾向の石ですね。

2組目の方もお馴染みの方で、ブレスレットとピアスのお直しにお越しくださいました。
先日販売しましたダイヤモンドブレスのサイズをつめ、その場で余ったビーズでお揃いのピアスをお作りしました。
その他、以前にご購入いただいたルビーのピアスを片方失くされたとのことで、片方の石も一点追加し、金具を抜けにくいものに変更して、再び使っていただけるようにいたしました。(上の写真は変更前の状態になります)

さてさて、次回の開催は5月になります。現在6月まで日程を設定しております。ぜひ新作や未発表のものを見にいらしてください。

| クリスタルセレクト(店舗販売日・完全予約制)のお知らせ
月に一回、開催しております。一日三組限定で、下記の時間帯にて、実際にオンライン上で販売中の石や、オンラインには出ていない石も手に取ってごらんいただけます。 ブレスレットのフィッティングもさせていただきます。
※ご参加はオンラインショップ・ワイオリの会員様に限らせていただいております。
会員登録はこちら

日程 5月25日(土)、6月15日(土)
時間枠

詳細とお申込みはこちら

桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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