お送りしている際に同封しているメッセージと写真について

CRYSTAL

クリスタルと共に一筆書いてお送りしているメッセージカードがありますが、正直なところ自分でも読みにくいと思っています。クラフト紙に万年筆で書いているんですけど、文字の色が薄い。お客様はみなさんお優しいので、そういった点について突っ込んでこられることはありません。。。ありがとうございます、お詫び申し上げます。
どうして読みにくいインクを使ってるのかについて、LINEのタイムラインなどに上げたりしたことはありますが、こちらにも書いてみようと思います。

京都の文具店TAGさんが「文染(ふみそめ)」というインクと万年筆のブランドを立ち上げられました。
インクは京都草木染研究所とともに開発された、植物由良の天然染料を使って作られています。インクの種類は、藍(明るい青)、葉緑(緑)、梔子(黄)、地衣(青紫)の4色になります。なんと地衣は菌類なのですよ!菌類から青紫色を取っているんですって。すごい。
私がメッセージを書く時に使っているのは「葉緑」で、このインクは桑の葉の葉緑素から作られています。名前にも含まれている「桑」関係ですから、使わないわけがないです。そしてこのインクを入れている万年筆も、桑の木で作られたものになります。このペンで書いています。

くるくる回すと木の杢が美しい一本です。あまり木が硬くないので、爪がめり込んだ跡がついたりしていますが、それも味かなと思っています。
この万年筆に葉緑のインクが定番になりました。この万年筆は中のインクが蒸発しやすく、また、葉緑のインクも乾くと固まりやすいのか、書き出しがいつも固まっていてすぐには書けません。一度水に浸してから書いています。他のインクではそうなりませんから、万年筆とインクの相性としてはよくないのでしょうけれど、どちらも桑の木由来のものなのでこの組み合わせで使いたいんですよね~。。。

そしてもうひとつ。

ブレスレットなどをご購入いただいた際に台紙のように入っている写真で、多く使っている画像のものについてもご紹介したいと思います。これもいろんなところで話してきたことなので、ご存知の方も多いかと思いますが、フェーブといいます。以前は質問されることも多かったのですが、もう情報が行き渡ったのかもしれません、最近は聞かれることもなくなりました。

こんなに小さい(笑)。
フランスの公現祭の時に食べられるお菓子「ガレット・デ・ロワ」の中にフェーブを隠します。このガレットを切り分けてフェーブが入っていたピースを食べた人は、王冠をかぶり祝福を受け、その1年間を幸せに過ごせるという言い伝えがあります。私も「幸せが巡りますように」とフランスのお土産としていただきました。そして同じように、石をご購入いただきました方にも幸せが巡りますよう祈りをこめて、写真と一緒にお送りしています。(もしかしたら他の写真が入っていることがありますが、それにもたいていは石との組み合わせの意味がありますので、幸せが巡らないということではないですーー)

何の像かといいますと、公現祭はイエス・キリストの顕現を祝うお祭りで、フェーブも東方三博士の訪問をモチーフにしたものがありますので、これはそのうちのどなたかなのではないかと思っています。三博士はキリストに黄金、乳香、没薬を捧げたとされていますので持っているものはそれらのうちのどれかでしょうけれど、何も知らなければ水晶玉を持っているようにも見えて、うちで使うのには良いなと思っています。

梱包やお届けについてはまだまだ改善してゆきたいところがありますので、変化していくと思いますが無事に皆様のもとにお届けできますように、努めて参ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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