蓮の実ブレスをお楽しみいただくために

石と魂の話

蓮の実ブレスレットを長くお楽しみいただけますように、いろいろと情報をご案内させていただきます。どうぞご参考になさってくださいませ。
他にも疑問点などございましたら、お問い合わせください。お問い合わせはこちらから

サイズについて

ほぼ同じようなサイズで作っております。このサイズをベースに、サイズ調整を承っております。
ご購入の後で、ご希望のサイズをお知らせください。

珠が大きく、鈴も入ってきますので、小さめか?と思うくらいでも着けられます。
個人差がありますが、私の手首は14cmで、実際こちらと同じメジャーで測ってみますと内周約14.5cm~15cm弱のものを使用しています。手首実寸+0.5cmを目安にすると良いかと思います。
蓮の珠を足す、珠のサイズを変えることで、サイズ調整をさせていただきます。
蓮の実は一珠で10mm~15mm、サイズを伸ばすことができます。

● クレジット決済の場合は後ほどこちらで金額を変更させていただくか、締め日をまたいでしまい金額変更ができない場合は、別途不足分のお手続きをいただく場合がございます。ご了承くださいませ。
● 一珠での変化が大きいため、サイズ調整時に3~5珠入れ替えて調整させていただく場合がございます。
● 現在、追加一珠1200円(税込)となります。

鈴の音色について

【追記:2019.05.16】
蓮の実にばかり気を取られていまして、鈴の音色について書いておりませんでした。
鈴の中に、同じく950銀の玉が入っているとお聞きしています。鉄が叩くとしまっていくように、この鈴も、鈴と中の玉が叩きあってしまってゆきます。
持ち主の動き方?次第で、音色が育ってゆきます。その変わりゆく音色もお楽しみください。修理などでお預かりすると、「その人っぽい音色になっている」と感じます。面白いです。
傾向としては、音量は大きくなることが多いです。

【追記:2020.03.23】鈴の音色についての動画を作成しました。

商品詳細ページにつけているサンプル音はわかりやすいように、鈴にゴムのみが触れている状態で鳴らして録音しています。腕につけている際は蓮の実や腕が鈴に接しているため、音の鳴りはそれほど澄んだ音色ではなく、カチャカチャ、チリチリ、という感じになります。時折それらの具合がうまく重なって「リーーーーン」と残響よく鳴ることがあり、その音色はなかなかのものです。
別のデザインになりますが、三環輪という天河神社の五十鈴のような形状のものをペンダントとして販売していたこともございますが、こちらはより自由に鳴りますので、かなり鈴の音量・音響が生活に入り込むアイテムとなりました。
はじめのうちは小さめの音なので良いのですが、どんどん音量が大きくなり私にはつらく(もともと音楽も聴かず無音状態でいることが多いので)、ペンダントは時々にして、普段は根付のように使っています。

鈴の形もこの長い時間で変わってきており(どら焼き型→丸い形へ)、最初からよく鳴るようになりました。

鈴についてのご注意・修理について

鈴が壊れてしまっても、お直しできる場合がほとんどのようです。「鳴らなくなった」「パーツ分解した」ということもございましたが、職人の方に対応していただいています。
修理代金+送料がかかります、ご了承くださいませ。鈴職人さんに状況を伝え、御見積をご連絡させていただきます。

修理から仕上がった鈴の受け取り連絡をしましたら、職人さんから「鈴の修理は気持ちがいいですね」との返信がありました。作り手として尊敬しています。

【追記:2020.03.23】
オイル系のもので中の珠の滑りがよくなると、鈴本体のでこぼこと摩擦を起こさず、ツルツルすべるようになり鳴らなくなることがあります。ハンドクリームや料理油などが入り込まないようにお気をつけください。このような現象を起こしました際には鈴を職人さんへ戻し、中を開けてきれいにしていただき、元に戻すお直しをいたします。一度分解しますので、音色の変化があるかもしれません。その点はご了承ください。

鈴が変形してしまった際にも、修理に出すことは可能です。ご相談くださいませ。

表面に薄い皮があります

蓮の実には薄い表皮があります。使っていくとこれがふやけて剥けてきます。この皮がなくなった後、つやつやになってゆきます。


上が新しい蓮の実、下が使い始めて少し経った頃の蓮の実です。
真ん中のふっくらした、よく当たる部分から皮が剥けてきます。こうなるとなんだかミットモナイ…ので、指を水で湿らせながらコリコリと地道に削ることで全部剥いてしまっても良いと思います。私はやっちゃいます。
「じゃあ水につけておけば、簡単につるっと剥けるのでは?」と考えても実行してはいけません、珠が変形します。革製品ほど水に弱くはありませんが、浸けっぱなしはダメです。
販売ページの画像でまだらに見えたり、白い点がついている珠がありますが、ほとんどは薄皮が剥けるとその模様も取れます。皮のめくれ具合が写っていると思っていただいて良いかと思います。稀に色の変化の激しい珠もありますが、そういったものは省いています。

一番上の写真の下のツヤツヤ金鈴のブレスは私の私物で、10年以上使用しています。

【追記:2019.06.04】
汗をかくシーズン到来です。これが蓮の実に良くないのでは?というお問い合わせをいただきました。
多少の湿り気でしたら大丈夫です。ひよこ豆などを水に浸すことを考えていただければと思います。豆がふっくらしてくる、あの感じになるともとには戻らなくなります。
汗をかいて水分が蓮の実の表面について、こすれると薄皮は剥けやすくなります。

【追記:2023.02.11】
内側のことも少し触れておきますね。
実なので、中には芽と果肉っぽい部分があります。芽は緑色で、果肉っぽい部分は白い色をしています。
穴を開ける際に、芽は粉砕されることがほとんどですが、穴から残った乾燥した芽が出てくることもあります。成長することはありませんが、粉っぽい塵として出てくることもあります。

お手入れ方法

あるお寺で、境内の木の実を使った数珠が売られていました。この数珠を授与されているところのおばさまに「どうやってお手入れしたらいいですか」とお聞きしたところ、「ハンドクリームを塗ったら珠にも塗ってあげて。顔の油も塗るといいわよ」という話でした(笑)。

というわけで、油分を補ってあげてください。木製品と同じように考えれば良いかとおもいます。薄皮が剥ける前は油分を補ってもつやつやにはなりませんので、ご注意ください。
「やわらかい布で拭く」は基本ですが、それもあんまりしてないですね・・・
長時間の水濡れ以外には、それほど気を使うことはないかと思いますが、気づいたことがありましたらまた追記させていただきます。

【追記:2019.05.16-17】
鈴のお手入れについて書いておりませんでした。鈴ですが950銀製ですので、身につけているとピカピカになってきます。放置すると、酸化して黒くなります。磨き布で磨くと槌目の独特の風合いがなくなってしまいますが、「そっちのほうが好き」と磨いちゃう方もいらっしゃいます。お好みでどうぞお好きにお使いください。私は放置派です。ハンドクリームについてですが、理想としては無色・無添加のもの、薬効成分のないもの、蜜蝋クリーム的なものですと安心ですが、そこまで神経質にならずに使用しても大丈夫かと思います。変質・変色を促さない、後に残らないそうな程度のものが良いです。
私はロクシタンのハンドクリームやニベアなどを塗った際にはついでに…と手に余った油分を刷り込んでいます。わざわざハンドクリームで磨く必要はありませんが、このくらいの感覚で大丈夫かと思います。

手前の蓮モチーフのものが一番はじめに手にした鈴かも。ここのところずっと放置ですが、黒くなるというよりはやや赤みをおびて、輝きが薄れています。でもこれはこれで薄皮付きの蓮の実のようで、良いです。
後ろのブレスレットは、私の2代目のものになります。
ちなみに鈴職人さんは「磨かず、そのままに」がお好みだそうです。

浄化方法

【追記:2020.03.31】
お客様からご質問いただいて、浄化方法について触れていないことに気づきました。ありがとうございます。
私自身はほとんど浄化をしていないことに気づきました。

そんな話を加勢先生にしましたら、「以前に伝えたことあるけど」と言われました(笑)あれれ~…。
第一に「風通しの良い場所に置く」、もっと浄化が必要なら「土に埋める」だそうです。覚えていない…。

風通しが良いところに置くのは、木の実として物理的にも良いことです。湿度が高いところに放置しますとカビが生えますので、お気をつけください。また、あまりに放置して虫がつかないようにお気をつけください。直射日光に当て続けるのは、ダメージになりそうなので避けたほうがいいかと思います。乾燥しすぎもよくないかと思います。イメージとしては木陰でそよそよ風にあたるくらいが良い感じかと思います。

そして「土に埋める」ですが、ラップにまいたりビニール袋に入れるなどして、蓮の実が水分に触れないようにしてください。水分を吸ってそのまま長い時間放置しますと、変形します(「芽が出ちゃうよ~」と冗談を言いましたが)。植物なので土の近くにあるのが落ち着くそうです。埋めるまでいかなくても、鉢植えの土の上に濡れないように置いてあげたりして、土に近づけてあげると良いそうです。

木の実をいかに美しく使い続けられるか、お手入れには留意していましたが(といってもそんなにすることはありませんが)、エネルギー的なことは消耗をあまり感じたことがありませんでした。鈴が常に鳴っていますので、それで浄化になっているような気もしています。どうでしょうか。。。

また「気の悪いところで鈴が鳴らなくなった」というご報告は割とお聞きしておりますが、気にするとその状態が保持されてしまうので、こわがらずに可能であれば鈴を鳴らして、良い気を招いていただければ幸いです。音の鳴らせない状況でしたら、蓮の実の部分を握って、自分が泥の中に沈んで守られ、頭上で蓮の花が開くイメージをしながら、深い呼吸を(その場で呼吸もはばかられるようでしたら、静かな呼吸を)してみてくださいませ。泥の中で守られるイメージでストップしても良いかもしれません。

「実」なので、防虫をしっかりと

特にこれからの季節はポプリ虫がつきやすいです。金剛菩提樹などもそうですね。畳の部屋にもよく居ますが、この虫しか見たことがありません。
毎日身に着けていれば虫がつくことはありませんが、しばらくしまっておく場合は、しっかりと乾かし密閉できる容器や袋に入れておいたほうが良いです。
乾く前に密閉するとカビ発生のもとになりますので、ご注意ください。

私のツヤツヤの蓮ブレスも、ずいぶん虫の洗礼を受けて中身が空っぽになってきました(笑)
「虫がついたかも!!!無理!!!」となりましたら、あきらめないでこちらまでお送りください。きれいにお直しして、返送させていただきます。

蓮の実ブレスレットお直し
通常のブレスレットとは違うお直しとなりますので、お直し手数料1500円+材料実費(ゴム以外に何かパーツが必要な場合のみ)+送料をいただいております。こちらまでお送りいただき、状況を確認しまして必要な代金をご連絡させていただいております。まずはお問い合わせください。

私の蓮の実ブレスは何度か虫にやられていまして、中身がスカスカになっていますが問題なく使用できております。

ブレスがきつくなってきた??

構造として、硬い殻の中に果肉がつまっているような状態です。長く長く使っていますと、その硬い殻の穴の周りが陥没してきます。ヒビが入り内側に巻いてきます。私の場合は、そのままずーっと使い続けてしまっていますが、そのうち使用不能で悲しいことにならないように、2代目、3代目を育てているところです(笑)。
この状態が進行して「なんだかブレスがちっちゃくなった?」という状況になります。全体的に珠のサイズが減ってくるせいです。あまりにひどい場合は珠を追加することも考えられます。新しい珠と古い珠の雰囲気が違ってきますので、その違和感がイヤな場合は、別のパーツを足してサイズ調整することも考えられます。
…とはいえ、ここまで来るのにはかなり時間がかかりますけどね。今までに1~2度だけ相談されたことがありますが、サイズの変わり具合もひどくないようで、そのまま使用していただいています。

 

そんなこんなのいろいろがあって、お手入れしながら使い続けていますし、お客様にも長く楽しんでいただいています。
ちょっと使いにくくなってきたぞ…とお気づきの点がございましたら、どうぞご相談ください。

 

桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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