【新版】ワンドの使い方

【新版】ワンドの使い方
石と魂の話

過去のワンドの使い方の記事を多くの方が検索して読んでいただいているようなのですが、情報も古くて少ないので、新たにまとめました。

螺旋によるエネルギーの動きを活用

基本的な使い方は「エネルギーを出し入れする、動かす」ことで、それを応用していろいろと使ってゆけるかと思います。
クリスタルで作られたワンドをはじめて手にした頃に聞いた使い方では、エネルギーを動かしたい部分に向けてワンドを回転させる方法です。その際、右回りにするとエネルギーが出て、左回りにするとエネルギーを取り入れることになります。
ネジを閉める・ゆるめる、水道の栓をひねるのと同じ方向です。

エネルギーを追加したい場所には右回転に。
まずは浄化だ、滞った部分を引っこ抜こう、と思う場合は左回転に。
引っこ抜いたエネルギーはポイっと捨ててくださいね。捨てる先は、地球の中心で浄化してもらうイメージか、宇宙に投げたものが浄化されてキラキラと天で輝いているイメージをしてもよいかと思います。

回転させる以外の方法

エネルギーをひっかける釣り針のように使う

どっちがどっちかわからなくなりそうでしたら、とにかく先端でえいっとひっかけてポイっとする、釣り針のようなイメージで動かすのも良いと思います。

空中に文字を書く

部屋を浄化する際に空中で、部屋全体に向かって「LOVE」と書く、という人もいました。LOVE以外にもLIGHTとか、HAPPYとか、ハートマークを描いてもいいと思います、イメージしやすい方法で自分の思いを投射してみてください。

カードリーディングにポインターとして使う

友人からカードのリーディング時、クライアントへの説明の折に使うとききました。
チャクラに対応した石のついたワンドなら、バランスを取り戻したいチャクラの色の石を触りながら、カードを一枚一枚説明すると言っていました。そうするとカードのエネルギーと、チャクラエネルギーのヒーリングをしながらリーディングできるのだそうです。この活用ぶりに、すごいなと思いました。

イメージを集中させるシンボルのように使う

私の場合は上記のように能動的に使うことは少なく、散らばった自分のエネルギーを集中させる依代のように使います。
トーキングワンド、トーキングスティックでしたっけか、ネイティブアメリカンの話し合いの技法で、輪になって座り、一本のワンドをまわしながら持っている人が話すという方法があります。それもエネルギーをひとつのシンボルに集中させて調和をはかる方法ですね。

マッサージワンドに使う

尖った部分がなく、ある程度太さがしっかりしていて丸みのあるものは、ツボ押し的に使っても良いでしょう。オーラも体も、なでるように使ったりしても気持ち良いと思います。

チャクラ・ヒーリングに使う

チャクラに対応した石のついたワンドは、自分が調整したいチャクラの色の石に触れて、そのチャクラをクリアリングするイメージをしてみてください。
それを自分のチャクラに向けても良いですし、イメージの中でワンドから出た光が自分を包み、チャクラが輝いていくのをイメージしても良いでしょう。

保護バリアをつくる

私自身は白檀の独鈷杵ではよくやりますが、ただワンドを自分の中心軸に合うようにして立てて持ち、握ってしばらく過ごす(瞑想する、呼吸する)という方法です。
なにが、というわけではないのですが落ち着くのと、クリアになる感じがするからという理由でそのようにしていました。
メロディ氏のエンサイクロペディア「レーザーワンド」の項目を読みましたところ、レーザーワンドの場合は握るとエネルギーが身体を囲み、保護バリアを作成してくれるそうです。
レーザーワンド・クォーツが一番いいかもしれませんが、愛用のワンドでも同じことができるかもしれません。実際にやってみて感じてみてください。

自分のクリアリング&エナジャイズに使ってみる

以前のページにやり方が書いてありますが、これまた文章のクセが強くて読みにくいので書き直します。。。

まずはクリアリング

どうしても気持ちに滞りがあってつらい…と思ったら、ハートに向かってワンドを向けて、その滞りをひっかけるイメージをして、綿あめをつくるようにくるくると絡め取ります。取ったら捨てることを気持ちがラクになるまで繰り返します。
この時のワンドの回転は、意識しなくても自然と「引っ張り出す」方向に回していると思いますよ。自分に向かってやると、右なんだか左なんだか、わからなくなりますね。

やってみると「ハートじゃなくて曇っているのは頭(マインド)か?」と感じることもあります、それもぐるぐる、頭のところで綿あめ作ってみましょう。
そのようにしていると、体のいろんなところが重いような気がしてきます。その部分を軽くなるまで、気がすむまでぐるぐる集めてポイして下さい。まずは滞りを取り除きます。

そして使った後のワンドは水で洗う、煙でいぶすなど、そのワンドに合った方法で浄化してください。

きれいにしてからエナジャイズ

さて次はエネルギーを入れる方です。
クリアリング後のワンドはエネルギーのよくないものが残っている可能性がありますから、一度浄化されてから使うことをおすすめしますが、時間がない時はきれいになった感覚が持てるまで手でぬぐったり、強めに振りはらったり(ワンドが手から抜け落ちないよう、くれぐれもお気をつけください)、宇宙のエネルギーで清らかになるようにイメージしたりしてください。

それから先程と反対回しにしてエネルギーを入れていきます。エネルギーの穴が空いているように感じる場所を、針で縫うように閉じていったり、塗りつぶしたりしていくのも良いでしょう。

細い先端からエネルギーが広がっていくのをイメージできれば、細めのワンドでも使用可能だと思います。私はそれがちょっとむずかしいので、先端が平らなワンドのほうが使いやすいです。

さまざまなワンドの特徴を活かす

先端が平らなワンドは、エネルギーが欲しいと思う場所にあてて、お灸のようにエネルギーが広がっていくのをイメージしています。

チャクラストーンのついてるワンドは、その時のテーマのチャクラの石に触れながらやるといいでしょう。

両端の直径の変わらないワンドもあります。こういったものは陰陽や上下がなく使えます。セレナイトのこのような形状のワンドは、棒の側面を使用して、櫛で髪をすくようにオーラをきれいに整えるように使えます。

疲れている時は自分でエナジャイズする気力が持てないことも多いでしょう。気力ないからワンドに助けてもらうのですが、追いつかないこともあると思います。そういう時は横たわってクリスタルをレイアウトしたり、エレメントストーンを配置してしばらく過ごす方法をおすすめします。
そのようなレイアウト時も、ワンドを頭の上、足の下、胸や太陽神経叢の中心線に置いて、エネルギーの流れを促すツールとして使うのも良いでしょう。

動かすことを考えると大きさは20センチくらいが使いやすいかと思いますが、大きな羽根のついたワンドでざっと自分のまわりの空気を払われた時は、一気に清々しくなり気持ちがよかったです。

それぞれ特徴・得意分野がありますので、心が惹かれたワンドは手にとってみられて、実際に何が適しているか自由に試してみてください。

ワンドには陰と陽、先端と握り手の区別あるものがある

ワンドにはたいてい「太い・細い」「丸い・尖っている」と両端の形状が異なってつくられており、「先端はこっち」とイメージできるような形状につくられています。ハリー・ポッターを見ていてもそうですが、太いほうを握って細くなっているほうを先端として使います。エネルギーを集中させるんですよね。

さらに、陰陽、電池のプラスマイナスのように方向性があるものもあります。
上の画像の銅のワンドは、両端に陰陽の石がつけられているワンドで、昔はこの製作者のワンドが、日本でもよく販売されていました。様々なモチーフのものがありました。こちらは購入時に裏面のゴッデス(女神)モチーフから「ゴッデスワンド」と言われましたが、いろんなモチーフがついています。先端のレーザークリスタルの趣きが気に入って手にしました。

しかし加勢先生によりますと、アメジストの陰の力がかなり強いらしく、「陰陽を考えてちゃんと作られている。でも陰が強すぎるから、握る場所も真ん中のほうにしないと陰に引っ張られてしまう。これは使える人はあまりいないかも。」と言われ、こわくなり棚に鎮座したままとなっています。アメジスト自体は天然のままのものではなく、よく見かける六角錐に研磨されたものです。上についているクリスタルはトップファセットのみ研磨されています。まっすぐで立派です。
今回撮影の時に久しぶりに手にもってみましたが、縦に持つとグラウディングできるように感じました。握る場所は、チャクラストーンの下あたりをメインに、ベルベットの巻かれたところを補助的に持ちました。そろそろちょっと触ってみようかなぁー。

陰陽のあるものは、どのあたりを握ると心地よいかのバランスも感じてみると良いかと思います。陽に対応した使い方、陰に対応した使い方があると思いますが、このワンドでは試せないな…。
陰陽というと「明るい・暗い」みたいに捉えてしまいますが、「発信側・受信側」に使えるものもあると思います。先端がとがっていて、反対側に丸い石がついていたりするものなどは、(水晶占いのように)丸い石で受信して、尖った石へとビームを出すように発信できるんじゃないかと思います。

ちょっとした形とエネルギーの動き方の法則はあると思いますが、イメージした通りに動いていくのがワンドだと思いますので、ご自身の意図と信じるものを大切に、おつきあいを深めていってくださいませ。
こわがらずに、選んだ時の直感を信じて、ともに遊んでみてください。

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桑坂 碧

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