ケセラストーンにオパール入ってなかったってよ

発売情報

大好きな石です。なのに持ってないんですよ(笑)
うわーいいな~と思っても、必ず「自分のじゃないな」と思って販売して、また仕入れるぞー今度こそ出会うぞーと思っているうちに、ケセラストーンの流通が減りました!!うわん!!!(涙)
昔はブレスレットのビーズもあったのになぁ~。。。今つけたい。
塩原氏はまだお持ちだと聞いて、今回はワンドを仕入れました。

オ、オパール…じゃなかった…

メロディ氏のエンサイクロペディアは鉱物の成分や構成も書いてあります。
ティーチャーになる試験は結構きびしくて、石の含有成分を書けないと合格できないと塩原氏に聞きました!うわお。
ケセラストーン情報は、Love is in the Earth the Crystal and Mineral Encyclopedia/P681参照です。

さて、この石にはカリウム長石、カルサイト、カオリナイト、酸化鉄、マグネタイト、クリノゾイサイト、ロイコゼン、(セリサイトに変化する)プラジオクレースなどが含まれていると書かれています。
そして、ここで長年の勘違いを発見しました。

「青い部分はオパール」と聞いていたように記憶していますが、そういったことは書かれておらず、代わりに「青い砕屑物(岩石が壊れてできた破片や粒子を指す地質学用語、英語ではclats)は著しく乳白色(オパレッセント)」という記述があって… これをオパール化という意味として採用してしまったのではないかと思われます。
実際、オパール化したアンモライトはmarbled opalescent ammolite と書きます。同じ単語です。

その後あれこれ調べていて、大先輩のサイトづてにメロディ氏のコメントが掲載されていまして(塩原氏が間に入って質問されていることも記載されています)、この部分はクォーツと知りました。
石英の波動消光(Quartz with Undulatory Extinction)という現象らしいのですが、石英の中に液体や気泡が混ざることにより、青い乳白色に見えるのだそうです。

エンサイクロペディアを読み直してもこの青い部分については詳しく書かれています。
600倍顕微鏡で見てクォーツの光学特性があり、多数の液体・気体の含有物が含まれていること、波動消光を示していること、カルセドニー起源ではないことが挙げられています。そもそも波動消光は「石においてはこれが初めてのレポート」とも書かれていましたので、なかなか無いことなのだと思われます。

そして大事なこと、この波動消光の英語の大文字の部分をとって「Que」、ケセラストーンの「ケ」が名付けられています。
「セラ」は「ミネラルの組み合わせを生み出した変成条件のために追加された」とありますが、セラミックのセラかな。伝統的なセラミックスの原料は粘土や珪石などです。
そしてあの名曲、「ケ・セ・ラ・セラ」のイメージも含まれていることについても書かれています。

わーん、大事な部分やん。名前の由来やん。今まで知りませんでした。
これまであの青白い部分をオパールとお伝えしていたことを訂正し、謝罪いたします。。。

メロディ氏の解説

さて、エネルギー的な話ですが、メロディ氏のエンサイクロペディアより個人の独断で抜粋してみます(注:誤訳があるかもしれません)。

  • 精神的、肉体的、サイキック、スピリチュアルのパワーの蓄積を促進
  • 高次元の存在からのエネルギーを受け取り、すべての受信者に送信するためのスーパーステーションとなる(グループで使うのに向いている)
  • 結果からプロセスを導き出すことを促します。誤った方法や困難な状況などないと知り、害となる結果を回避するよう誘導し、リスクをも取れるように後押しする
  • 「空気の天使(エンジェル・オブ・エアー)の石」であり、目をキラキラと輝かせ、人生にきらめきをもたらし、その人のパーソナリティのすべての側面を磨くことによって、憧れや願望に実体をもたせる
  • 素晴らしいクレアオーディエント(透聴)の能力をもたらす
  • 質問に答えをもたらす石
  • 困難な状況や行動の万能薬、不幸への解毒剤
  • やりたくないときはノーという
  • 自己決定のエネルギーをもたらす
  • 感情を理解する、絶望と感情的障害を軽減し、怒りを静かな優しさに変える、恐怖症の緩和
  • 人々が自分の人生から「離れる」理由を理解するのを助け、「本当にそこにいる」のかどうかを確かめ、参加する・離れる双方のことを可能する

ケ・セ・ラ・セラは「なるようになるさ」「物事は勝手にうまい具合に進んでいく」的な意味です。
この石のエネルギーはただ楽観的というよりは、結果をまず知ることができて、そこからプロセスを逆にたどっていくことができるので、怖れずに進んでいくことができるという感じです。問えば答えが得られるという、能動的な働きかけに応えるようです。

また、「エンジェル・オブ・エアーで目がキラキラ」ですが、昔読んだ妖精の本に「美しい瞳を手に入れたければ、風の精霊を見る練習をすること」という記述がありました。そんなニュアンスがあるのかもしれません。

あと、短波紫外線で赤い蛍光を発すると書かれていましたのでやってみたのですが、微妙なくらいでした。ピンク色の部分と、青白い部分(クォーツ)の部分がそういわれれば少し明るい?という感じに見えました。

いやー… 今回はとても大事なことを知ることができました。
この石の特異性はここにあったのに、という口惜しさ。日本ではこの部分があまり広まっていないと思いますが、お持ちの方はぜひ今一度、ケセラストーンを手にとって、不思議に青く見える部分にシンクロしてみてください。

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桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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