オープンポータルズ・プレイングカード

オープンポータルズ・プレイングカード
タロット・オラクルカード

以前、レインボームーンストーン・リングの際の記事にちょこっと登場したオラクルカードとしても使えるトランプ、「オープンポータルズ・プレイングカード」を今日はまた気になって引いてみました。

「ポータルを開く」なんて素敵な響き

ポータルといわれるとIngress(スマホゲーム)を思い出しますが、エネルギースポットのようなものですね。
東京のコロナ禍の状態は最悪で、好転の兆しも見えません。海外の方からは「まるで武漢だね」とも言われました(悪意ではなく哀れみ的に)。今日はこんなカードが出ました。


一番上の「Myth of The Great Mother」はこのスプレッドのキーとなる存在で、必ず置かれるシグニフィケーターのようなものです。
この「グレートマザーのスプレッド」は状況のポジティブ面と、ネガティブ面のエネルギーがどの神様やポータルによるものかを素早く知ることができます。

今のこの状況は?と引いたのですが、ポジティブ面としては「時の神」のカードです。
良くも悪くも私達がコントロールできない力、時間。をガイダンスとして使用し、経過時間のスパンを表すカードです。
時は癒やし、忘れることも促します。私達は時の流れに大きな影響を受けています。良い方向に流すことができれば、時間は味方となります。

そしてネガティブ面は「闇のポータル」です。
このポータルを開いた場合は、何を召喚したのかを意識すること。 好奇心を持って闇に目を向けると、光の中で見落とされがちなものに新しい視点がもたらされます。恐怖に出会うのは暗闇の中であり、恐怖の中をどのように移動するかは私たち次第です。
このポータルは毎日夜になると開かれる一般的なポータルで、受け取り手次第で恐怖にも刺激にもなる、というようなことが書かれています。

それにしても、ずっと時の神様のひげを掴んだままのような時間が過ぎていっておりますが、闇を歩く時にどんな心持ちでいるのかで、光がもどった時に見えてくるものも変わりそうですね。

どんなカード?トランプ?

さて、このデッキのベースはトランプです。
52枚と思いきや、ジョーカーとしても使えるカードが4枚入っており、合計56枚のカード構成となっています。それぞれのカードのスートと数秘によって、特定のポータルが付与されています。

数札以外のカードについては、ジョーカーは「神話」、エースは「マジック」、人物札は「神」となっています。例えば、以下のようになっています。

♠A 自然のマジック
♥A スピリットのマジック
♣A 時間のマジック
♦A 光のマジック

また、ライトサイド・バージョンとダークサイド・バージョンの2種類があります。私が購入したのはライトサイドですが、ダークサイドも黒くてかっこいいです。

作者はどんな人?

気にしてませんでした(笑)。この機会にサイトを見に行きました。ロサンゼルス在住のアーティスト、ジェームス R. イーズさんです。
「Black Lives Matter」でロスが大変な折、「昨日、閉店することにしました。 理由はたくさんあります、いつ再開するかはわかりません。 パンデミックの中、ショップを開け続けるのは十分に困難でした。 疲れ、怒り、悲しい。 ロサンゼルスとその他すべての国で起こっていることの中で、注文をさばくエネルギーが私にはありません。」的なメルマガが来ました。(二週間後に再開されました)

<公式サイトより、Google先生と一緒にうやむや翻訳>
ロサンゼルスを拠点とするシュールレアリスム印象派(直訳なのでそんなタイプの派があるのかどうか不明)アーティストで、伝統的な版画制作と新しいデジタルメディアを通じて、魂と人とのつながりのアイデアを探求しています。色と動きで遊びながらフィクションの世界観を形成し、現実に挑戦します。 新しい世界への地図のように、作品は未知なるものを感じさせます。 大人になると新しい世界の発見、刺激的な驚きの感覚は消え始めます。 その興奮を忘れてしまった人々に思い出させるために、作品の中に不思議さをちりばめます。現在ロサンゼルスに在住し、ダウンタウンの近くでシルクスクリーン印刷スタジオを運営しています。チームと協力し、高品質の限定版のアート印刷と特別なプロジェクトを実行・発信しています。

私がこの方の作品を知ったのは「プリズマヴィジョン・タロット」からでした。
これは日本でも販売されたのではなかったかな…気のせいかな…それぞれのスートをエースからキングまで並べると、一枚の絵・物語になるというタロットで、とても幻想的で欲しいタロットのひとつです。

もう5番目のバージョンですね~。名作です。
商品紹介の画像の最後に「本物」であることを示すシールが張られている写真がありました。はて、と思っていたら偽物が出ているようでした。アーティスト制作タロットの偽物が出るなんて!初めてじゃないでしょうか。

オラクルにも、ゲームにも使えます。

私が購入したセットには、オラクルカードとしての詳しい意味の説明書と、ゲームの仕方の説明書が入っていました。
サイトにも説明がありますが、それぞれのカードに点数があったり強弱?があるのかな、なかなかちゃんとしたゲームのようです。やったことはありません~。

自分がなにかに巻き込まれているかのように感じる時、何のエネルギーに巻かれているのかを見るのに良さそうなカードです。
このカードの他、タロット、ルノルマンオラクルも作成されています。怖いと感じる人は怖い絵柄かもしれませんが、お好きな方はぜひサイトを御覧ください~。

桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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