準備ができたものから発売していくフェーズに入ります

クリスタル

一年で一番ドタバタしている時期がやってきました。
「師が走る」っていいますが、師が走るんだったらその下はもう、ドタバタですよ。ドタバタのどさくさ紛れに、師に協力してもらっちゃうチャンスでもあります。

何をするの?

毎年恒例のクリスタルフェアを、今年も開催しようと計画しています。
まだまだコロナ禍も第8波ということもありますが、オンラインで開催すると近郊の方だけでなく楽しんでいただけるということもありますので、今年もオンライン中心の開催の予定です。

そこで準備が大変なのですが、そろそろできる限りオンラインショップを豊かにするフェーズに入ります。
これから年内の間は、通常の「ブログ→メルマガ→発売」という順番をとらず、準備ができたものからオンラインショップに予告なしにあげてゆきます。
余裕のあるうちは、動画も上げてゆきたいと思っていますので、インスタグラムをご覧いただけましたら、次に発売する商品が見ていただけるかと思います。

今回はその販売方式の変更のお知らせのブログでした。

昨年の様子はこちらです。


毎年、「新しい年を迎えるパートナークリスタル」を見つけていただけるようなフェアにしようと思っています。
フェアのご利用につきましては、オンラインショップの会員登録をお願いしています。会員の方向けのメルマガに、開催の詳細情報をお送りしています。

準備のかたわら、富士山を描いて感じてきました

準備もあって、富士山の近くに行ってきました。
上にあれだけきれいな円錐形があると、下にもその対となる円錐があるような気がするんですよね。フローライトの結晶みたいに。
それが水色に明るく輝いていて、大量の湧き水なんじゃないかと感じました。富士山ほどの大きさの。
山の構造に詳しくないけれど、山が盛り上がれば盛り上がるほど、下に水も深くなっていくような気がして、富士山の周りはそのきれいで強い水の気配がすごいなと思いました。

少しでも富士山の絵が描けたらと、初めてイーゼルを持ち出してみたんですが、ずっと曇り空でした。
とはいえ空は広いし夕暮れはきれいなので、描いてみたりしていました。10秒もすれば変わっていく様子、形と色… これは慣れが必要だなと実感。

日の入りの直後、ほんの5分ほど姿を見せた富士山を描いてみましたが、手元がまっくらで何色を塗っているのかわかりませんでした。
「スケッチには携帯ライトが必要」と知ってはいましたが、そんなに暗い中で描かないでしょ、すぐにはいらんでしょ、と思っていました。初日から機会が巡るとは…。
暗いなりに富士山や空が色づいて見えていても、画用紙のほうはさっぱりでした。

明るいところで記憶を辿って修正しましたが、絵の力が半減してしまったように感じました。
どんなに下手くそでめちゃくちゃで拙くても、その時につかんで紙に落としたと思うものは、あまり大きく動かさないほうがいいんでしょうね…そのためにもうまくなりたいです。
あまりにも掴み方が雑でひどくて、自分でも「これだけしかできない」ということにショックでした。
デジタルだと出せない色はないくらい、微妙な色あいを選択できますが、アナログで描く時には絵の具から生み出すという制限が、タイムアタック的にとても大きいです。

「写真撮ったらええやん」って思ってたんですけど、描けば描くほど、写真は目で見た色には写らないとわかりました。石はそんなことないんですけどね。
同じく富士山をカメラに収めようと狙ってやってきたおじさまと、「富士山見えませんねぇ」と話しをしました。撮影がうまい人が、ちゃんとした機材で撮れば見たままの色が撮れるのかもと「色の再現はどうするんですか」と聞いたら、「帰ってLightroomで調整します」とのことでした。加えて、「面白いことに撮った直後より、2~3日経ったほうが本物の色に近くなります」とおっしゃいました。記憶の中の色が熟成されるみたいな感覚だそう。イメージが固まるのかもしれないですね。直後だとブレるんだそうです。面白いです。

どこかでまた野外お絵かきツールについてのお話はしたいなと思っています。
もっと屋外で描く人が増えて欲しいので、そっち系の情報も発信していきたいです。うまくはないけど、うまくなっていく(だろう)道程をぜひご一緒に。

 

桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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