センティエントプラズマの虹から知る「産業の塩」としての水晶

センティエントプラズマの虹から知る「産業の塩」としての水晶
石と魂の話

センティエントプラズマクリスタルの一番大きな水晶原石について、「あの虹はどういうものなんですか?」という質問をちらほら受けていまして、自分でもプリズム効果で見えていると思っているものの、プリズムって一体何なの?と疑問に思えてきました。

なぜあの石にだけプリズム虹が見えたのか

この石の虹は、3つの条件によって見えやすくなっています。

形状

ひとつは石の形状です。
実際は五角形なのですが一面とても狭くて、ロンボイドプリズムというプリズムの形に似たものになっています。先端から根本まで、あまり角度を変えずに(極端に尖りもせず、すぼみもせず)面の角度を保ち、ある程度の長さを保っています。この形状のためにプリズム効果が得られています。
他にこの形状でいえばカルサイトも同じような形になっています。平行四辺形の塊みたいなものですね。

カルサイトは内部で見える虹が美しいですよね。これは外側の形状ではなく中の結晶構造によるものだと思いますけど。水晶クラックに見える虹と同じ原理ですよね。


きれいに磨かれたものなら、外側への透過光も虹色に。

透明度、光の透過性

そして2つめは透明度です。
先端から根本まで、ほぼ変わらず透明度が高い石です。プリズムの素材としては大事なことかと。これがなければもとより虹は現れません。

クリスタルの表面の状態

3つめは表面の縞です。
レムリアンリッジのように表面が縞々になっているのですが、それがスクリーンのような働きをして虹が映しだされるため、目に見えやすくなっています。
これがつるっとした表面だと、本当のプリズムのように外側へ虹色を放射し、壁などに虹を見せるものの、表面には残らないんじゃないかと思われます。もしすりガラス状の表面だったら、ほんのり虹色が広がるような見え方をしたのではと思います。

そもそもプリズムは石英ガラスで作られる!

そしてプリズムのことを調べていたら面白いことを発見しました。高品質なプリズムは、合成石英ガラスで作られているそうです。二酸化ケイ素で作られたガラスです。

石英(せきえい、独: Quarz、英: quartz、クォーツ、クオーツ)は、二酸化ケイ素 (SiO₂) が結晶してできた鉱物。六角柱状のきれいな自形結晶をなすことが多い。中でも特に無色透明なものを水晶(すいしょう、独: Bergkristall、英: rock crystal、ロッククリスタル)と呼び、古くは玻璃(はり)と呼ばれて珍重された。
石英を成分とする砂は珪砂(けいしゃ・けいさ、独: Quarzsand、英: quartz sand)と呼ばれ、石英を主体とした珪化物からなる鉱石は珪石と呼ぶ。

Wikipedia「石英」より

二酸化ケイ素の含有率が高いセンティエントプラズマクリスタルは、その点でも可能な限り純粋に二酸化ケイ素でつくられた、工業製品としてのプリズムに近くなっているのではないでしょうか。天然のプリズムという感じですね。なんだか本末転倒感も出てきました(笑)、どっちが元なんだか!
石英ガラスは普通のガラスよりも光透過率が紫外域・赤外域、全波長にわたって透過率が高く、熱の影響にも安定しているようです。

水晶は現代の生活に欠かせない「産業の塩」

水晶は光を扱うための素材として最適なのね~!!と感激します。
…時計の「クォーツ」だって石英ですし、当たり前のことなのかもしれませんが、目の前の水晶と実感を伴って結びついたような経験になりました。
アトランティス人が水晶をツールとして使ったといいますが、それをあまりにスピリチュアルなことのように捉えてしまい、今の私達も普通にそうなのだという認識が私には足りていません。

水晶振動子(すいしょうしんどうし、英語: quartz crystal unit または crystal unit)は、水晶(石英)の圧電効果を利用して高い周波数精度の発振を起こす際に用いられる受動素子の一つである。Xtalと略記されることもある。クォーツ時計、無線通信、コンピュータなど、現代のエレクトロニクスには欠かせない部品となっている。水晶発振子と呼ばれることがある。

Wikipedia「水晶振動子」より

Wikipediaばかりですみません。「水晶振動子って何なのよ」は、タイトルの「産業の塩」という表現が掲載されていた下記のページがわかりやすかったです。「水晶デバイス」って…かっこいい…。スマホもパソコンも大好きなApple Watchもすべて水晶搭載…。「高級車一台におよそ100個の水晶デバイス」なんて、車が水晶の力で走ってるわけですよ。

光、振動、周波数といったものを一定に保つためには、必要な素材なんですね。改めて水晶って「使える」ものでした。

光と角度と水晶と、夢のこと

こういうことって今更感満載なことですよね。私は不勉強だなぁ。結晶構造のこともいつか勉強しなきゃと思って、そのままです。
知れば知るほど、夢みたいになっていくというか。「現実と夢ってそんなに遠くない感じがする」ことの感覚が、「水晶デバイス」という単語から感じられました。

辻麻里子さんの本で、夢で教えてもらった叡智を覚えておく(持って帰ってくる)ために大事なのは「異なる次元、ゲートに入る角度と出る角度だ」というような記述がありました。
角度が大事なんてあまり考えたことがなかったのですが、プリズムはまさにそれによって波長の違う光を分けて映し出すものです。光の入射角と照射角。水晶の柱面の内角、錐面の角度が必ず決まっていること。
まだ今少しもやっとして、何かが足りないのかもしれませんが、今私の興味がある何か…知りたい何か(それすらわかっていないんですが)に、「光、夢、水晶、角度、周波数」はとてもキーになるような感じがしています。

わ~、なんだろう~!?(笑)
もう誰かが解き明かしてますね、きっと(笑)。私はそれをまたかなり遅れて、実感に落とし込んでいくんだろうな。だと楽しいな。

追記

やばいwwww
「産業のコメ」も「ビタミン」もあるんだ~(笑)面白いなぁ。。。
あと、産業の塩で調べると「ねじ」もそう呼ばれているようです。

桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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