神社ブレスで、木と石のエネルギーの違いを考える

神社ブレスで、木と石のエネルギーの違いを考える
発売情報

7月に伊勢御山杉・大貴珠に、◯のモチーフをつけたブレスレットを販売しました。
その後、お問い合わせもいただきまして、再販に向けて動いておりました。新たに鈴をオーダーするにあたり、出雲系のブレスレットも揃えてみました。

木のエネルギー

さて、大事なお話。木の珠のエネルギーってどうなんだろうということで、加勢先生に伊勢御山杉・大貴珠と出雲黒松を渡して聞いてみました。

木は土の上に育つ、アース(大地=人で言うと体)と共鳴してパワーが出るもの
肉体エネルギーを出す、自然界とのシンクロを高める、グラウディングによい。
いい木のブレスはナチュラルにつけていられるはず。

生命力のある化身、(エネルギーの)スポットが当たっている場所の木、虐げられないエリアの木。
(これらは)聖地を守ろうという気持ちの土地で育つから、エネルギーの純度が高い

伊勢の木はとても土着感が強い、つまり大きな木だったのだろう。
それでいうと黒松は若い。体感的には伊勢の1/10くらいの年齢に感じる。
この樹齢の差は、深みとして感じる。

神(といった存在)とのコンタクトに優れているので、参拝の時に身に着けているといい。
石で近いのはブースター系のクリスタル(=自己能力を底上げする)。

ブースター系の石の記事

樹齢については詳細は不明ですが、伊勢が300年以上、黒松は100年経たないと材にするのは難しいので、100年前後といったところではないかと思います。3倍の違いというのが現実的な数字かと推察しますが、それだけ伊勢御山杉・大貴珠に対して大きな気を感じたのか、それとも地元の方が目安として言ったという言葉も曖昧な推測でしたので、実際にはもっと経っている木だったのかもしれません。
そう言われてから触ると、その年数の重みを感じられるように思ってしまうんですよね。暗示にかかりやすいだけかもしれませんが、「この差はそれか」というのが体感的知識として得られます。

そこで気になったのが屋久杉です。もう随分前に販売したのですが屋久杉は樹齢1000年というのが謳い文句です、伊勢御山杉より若く感じるような気がしてこちらも加勢先生に見てもらいました。

若く感じるのは見た目だよ、若くはないよ…でも、土が違うね、ふかふかしている。
(木のエネルギーをはかるのは)カブトムシの気分だよ。

とのことでした笑。土、ふかふかなんか… 屋久杉、かわいいな…。

さて、木のエネルギーについてに話を戻しますが、自然界とのシンクロの良さは石に引けを取らないか、もしくはそれ以上に良いようなコメントでした。
石はカンフル剤、サプリといった「足りないものを補う」働き方をしますが、木は共鳴、シンクロといった方向性で力を発揮するのでエネルギーの作用の仕方が違うといっていました。
ふと、楽器が木で作られていることを考えると、なるほどなと思いました。

伊勢御山杉・大貴珠+◯


12mm珠-1

12mm珠-2

10mm珠-1

10mm珠-2

今回は12mm珠と新たに10mm珠も揃え、各2本ずつ作りました。

伊勢神宮と◯という組み合わせ、美しいです。御山杉の年輪のつまり具合は改めて、良いなと思いました。
「◯かぁ、シンプルすぎるよなぁ」と思いながらも組み合わせると、本当にシンプルに強く美しくて「これだな」という気持ちに変わります。
10mmの1のみ、すこし年輪のつまり具合がゆるやかなものになります。

「大貴珠」オオムチノタマと読みます。内宮の大杉で、2009年の台風18号で倒れた木の一部だそうです。
神社内の木は伐採が許されないため、樹齢三百年以上の風倒木だけが御山杉との名前で出回ります。伊勢神宮周辺の木も伊勢御山杉として出回りますが、内宮の木から作られたものを区別して「大貴珠」という名前もつけられています。

木の意味としては「日頃の感謝、大吉、福徳、招福」というキーワードがつけられています。

出雲黒松+雲

出雲黒松という名前がつけられた木の珠です。黒松は島根県の県木でもあります。昭和天皇が島根の地を訪れた際に植林された木も黒松だそうです。
この出雲黒松は出雲大社の聖域とされる北山の黒松なのだそうです。このあたりの黒松が市場に出回ることはほとんどないそうです。また、樹齢100年以上にならないと芯材が木材として使えるほどの大きさ(太さ)にはならず、貴重な材となっています。
松脂がよくよく滲み出る木のようで、こちらの珠も表面にすこしねばつきを感じます。手や服が汚れるほどベトベトというわけではなく、スベスベとした手触りに比べると少し滑り止めを塗ってあるような感触です。
エネルギー的には出雲大社ゆかりということで「あらゆる円を結ぶ力、繁栄、永遠」といった意味あいがつなげられています。

地図を見ると出雲大社より日本海側はざくーーっとになっています。こうしてみると出雲大社は、びっくりするほど平地と山間部の境界線に建てられています。

「国引き神話」というお話が出雲国風土記に記されており(邪馬台国の時代や国譲り神話よりも古い)、宍戸湖より北側の土地は八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)が、国を広げるために海の向こうから引っ張ってきて繋げた土地とされています。
この出雲北山山系もそこに含まれています。現在は山登りルートがあり、滝やお寺、温泉などもあるようです。

さて、鈴のモチーフはうさぎや勾玉なども考えましたが、もっとストレートに「八雲立つ」より取ってにしました。かわいいです。
島根で暮らしたことがある身としては、出雲石と並んで親しみの湧く組み合わせです。

木についてのことを加勢先生に聞いたことがあったっけ?というくらい久しぶりか、はじめてかなので、面白い話でした。この記事が感覚を広げる一旦になりましたら幸いです!
ではでは、アップにむけて作業します。来週には発売します!

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桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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