グリーンアウイナイト・ブレスレット
昨年のクリスタルフェアの際に「作業が進めば発売したい」と言っていた珍しいグリーンアウイナイトのブレスレットです。
青に傾いた緑と、まだらな様子がとても美しいブレスレットです。風合いと存在感がよいです。
目次
アウイナイトとは
珍しい石のブレスがあるよと、この石を見せてもらいました。
アウイナイトは主にブルーで、僅かな美しいクリア・ネオンブルーの部分が宝石カットされてジュエリーになっています。青いアウイナイトのブレスレットもないんじゃないかなと思います… これくらい岩石っぽさのある素材感のものがもっと出回ってもいいと思いますが、産地も少ないのでそういったものも少ないのかもしれません。
日本名は藍方石(らんぽうせき)といい、ラピスラズリの成分のひとつです。
仕入元ではこの石を鑑定に出されており、石は確かにアウイナイトで、モース硬度が低いため含浸処理がなされています。宝石業界のほうでも「硬度が低いため指輪にするのは不安だからコレクションに…」といった言葉を見かけましたので、含浸処理されているならば却って安心して腕に着けることができるなと思っています。
そしてブラックライトを当てるとオレンジ色に蛍光します。全体が光りますね。
また、原石由来の凹みが残っていたり、磨きのツヤ感に少しムラがあります。含浸処理はされておりますが、天然のものとしてご理解いただけますと幸いです。
エネルギー的なヒント
私の持っているジュディ・ホール氏の本、メロディ氏のエンサイクロペディアを別名も含めて探しましたが、どちらも掲載されていませんでした。
結晶は十二面体と八面体です。十二面体はエーテル体を、八面体は風のエレメントを表します。軽やかな印象です。
- 寛大さ、許し
- 新たなスタートを促す
- 「マイナスの流れ」を「プラスの流れ」に変える(気持ちの切り替え)
- 長引く問題の解決
- 「悲しみ」「怒り」「恐れ」などネガティブな感情の解放
- 日々の幸福感や充足感を高める
…などのキーワードを見つけましたが、パワーストーンっぽい解説だな~笑と感じます。どちらにせよ、青いアウイナイトを想定しての説明と思われます。
なので、緑色の持つ癒やしや風とエーテル体のエレメントを表す幾何学のエネルギーをヒントに、自分で感じていくのが面白いかなと思います。
個人的に緑のトーンとしては「深く豊かな森」の緑色という印象です。
加勢先生は緑色のことを「消化器の色、物事を理解し噛み砕いて人に伝える」というように言っています。チャクラ的にはハートの色ですね。豊かさを感じて安心することの幸福感をもたらす色です。
今回のラインナップ
今回のラインナップは、9mm珠、10.5mm珠、11mm珠の3点です。
どれも内周が15cmほどで、これ以上の珠がないため同種の珠でのサイズアップはできません。なにか別の石を入れてのサイズアップの場合は、デザイン費を頂戴しやりとりさせていただいております。詳細はこちらです。
そもそものサイズが小さいのも、石があまりないのかもなと思わせるところがあります。
11mm珠 内周15.5cm
10.5mm珠 内周15cm
9mm珠 内周15.5cm
それでは、発売に向けて作業を続けます。
どうぞお楽しみに!