ダイオプテーズ・ペンダント
![ダイオプテーズ・ペンダント ダイオプテーズ・ペンダント](https://kuwa.works/web/wp-content/uploads/2025/02/diop-2.jpg)
私にとってダイオプテーズは、「ハートを癒やす」というエネルギーにおいてはこの石の右に出るものはいない印象です。
そのダイオプテーズの珍しいルース、しかも鮮やかで美しく大きめなものを発見してびっくり、仕入れてペンダントにしました。
目次
ダイオプテーズの印象
エネラルドよりも濃く鮮烈でクリアなグリーン、高エネルギーの塊のようなダイオプテーズは、クリスタルヒーリングを勉強していたときに必須クリスタルのひとつとして探していた記憶があります。
細かい経緯が思い出せません。でもヒーリングの先生のおすすめとか、仲間うちで「すごい!」となったのか、はたまた私自身の癒やしに必要だとアドバイスされたのか、人づたいに評判を聞いて探していたように思います。
私だけじゃないと思うのですが、ヒーリング界隈ではやたらめったら「ハートを開く」「ハートを癒やす」という言葉が飛び交っていたように思います。今でいう「覚醒する」「目覚める」くらいの高頻度で言ってましたよね(もう言わない?まだ言ってる?)。それでこういった石に人気があったのかもしれません。
この石はヒーリングにとても有用なのですが、あまりきれいな結晶がない、大きなものはないので、これと思うものを見つけるのが難しかったようにも覚えています。
そもそもの産地がロシアやカザフスタン、ナミビアなどが有名な産地で、あまり盛んに流通していない石のようです。
今回ペンダントにした石もロシアのもので、以前販売したフェナカイトと一緒に仕入れていました。親しみある口調の販売員の方が面白かったお店です。 このダイオプテーズ・ルースに驚いて足をとめたらフェナカイトも発見した、というのがこのときの流れでした。
硬度は5とそれほど高くなく、劈開性があるので割れやすく、扱いには注意が必要な石です。ハートチャクラに関する石ということもありますが、この硬度のことからも、手元につけるよりは胸元でペンダントにするのがいいかなと思います。
この劈開性からルースはターコイズなどと同じように、他のベース素材にダイオプテーズを貼り付けて研磨されていますので、ペンダントの裏面はダイオプテーズではなく、バッキング材になっています。
制作時に裏面をシルバーで覆ってバッキング材を隠してほしいとお願いしたのですが、仕上がってみたらいつもどおりに開いていました。
作り直すとしたら販売は来年になります。裏面を見せるわけではないですし、その分ペンダント自体が重くならないですみますし価格も抑えられますので、このまま販売することにしました。
第一人者たちの本には必ず載ってる
なんだか評判が高かったんだよなー…とクリスタルヒーリング系の本を見てみましたら、ジェーンアン・ダウ氏(クリスタルジャーニー)、カトリーナ・ラファエル氏(クリスタリントランスミッション)、ジュディ・ホール氏(クリスタルバイブル)、メロディ氏のエンサイクロペディアと、すべての本に掲載されています。
ジュディ氏とメロディ氏の本は辞典みたいなものなので掲載されていても不思議ではないのですが、ジェーンアン氏とカトリーナ氏の本は厳選された石が掲載されているものなので、お二人もこの石に注目されていたのだと考えられます。
ジェーンアン氏の本ではこの石は「霊体の石」に属しており「かなめの石である」としています。
魂の傷は他者との関わりの中から生まれるもので、それを癒やすということは、そこに登場する他の人の魂も同じ苦しみから解放するということになるということと、あまりにもこの石がクライアントのヒーリングに登場するので、個人または集団意識として進歩するには魂の傷が癒やされなくてはいけないというシグナルなのだろうと考えられたエピソードが書かれています。
カトリーナ氏はかなり長文を書いていますが、「ハートのなかのハート、愛の源泉そのものと結びつけるパワーがある」、「自分の魂との結びつきを取り戻し、愛を外側に求めるのではなく、自己の内側にほんとうの満足感を見つけようとするときに最大のパワーを発揮するクリスタルである」と書いています。
他にも「傷を癒やし内なるキリストの存在に復活の道を開く」、「ピンクカルサイトと一緒に使うと日常生活にその愛の意味を落とし込むサポートになる」とあり、魔法の使い方ようで美しい表現だなと思います。
メロディ氏のエンサイクロペディアには多岐にわたる記述がありますが、私が気に入っているのはこの石が「昨日は単なる思い出、明日は単なるビジョン、そして今日が現実」というメッセージと理解をもたらし、今を生きることがこの鉱物のエネルギーだという部分です。「過去生の記憶を刺激し、これらの人生の意識的な認識と、基盤となっている内なる現実の両方に調和するのに役立つ」といった、魂に関わる記述もあります。
ジュディ氏は「人間関係における痛みや困難は結局のところ、内面における自我の分離を映し出している」ということを教えてくれる石で、この石が自我のつながりを修復、渇望を癒やし、愛のあるべき姿についての認識を一掃し、愛の新たな波動をもたらすと書いています。
今回のラインナップ
どちらも美しい青緑色のルースです。蛍光灯下で見るともう少し青みが強く、彩度が高く、透明感があるように見えます。
バチカンのデザインをシンプルな輪にして、かわいくしてもらいました。個人的に気に入っているポイントです。輪の内径は5.3mmほどです、それ以下のサイズの金具でしたら通ります。
石部分のサイズはどちらもシルバー枠を含めておよそ36mm×21mm×5mm、お値段はどちらも33,000円(税込)となります。
1:
原石由来の、剥がれたように見える凹みがあります。この上からも研磨がされています。
2:
こちらは結晶の凹みはありませんが、表面が完璧にツルツルというわけでもなく、1と同じように結晶同士の隙間や、引っ掻いたような細かい傷は見られます。
回転動画をインスタグラムにアップしましたので、ぜひご覧ください。
それでは、発売に向けて作業を続けます!
どうぞお楽しみに。。。