銀の三環鈴

一年ぶりの登場です、昨年も4月の末頃に販売していました。
でも、それ以前の履歴はたどるとまちまちで、2023年には数回と比較的頻繁に作って販売していたようでした。
目次
長く愛される鈴
この鈴は手にしてくださった方からとても喜ばれておりまして、鈴と一緒に旅に行ってきたとか、こんな体験をしたとかのご報告をいただくことがよくあります。
三環鈴といえば天河大辯財天の五十鈴を思い出します、とくに拝殿にある大きなものではなくて御守としていただける真鍮製のものです。
自分自身も持っているのですが、真鍮の厚みが薄くカラカラと乾いた音がよく鳴ります。
もう随分前のことですが、お客様が「私も御守に持ってます!」と身につけていらっしゃる真鍮製の五十鈴を見せてくださったことがあります。
随分使い込まれていて凹みもたくさんあり、共に過ごしてきた長い時間が想像できました。今でもあの鈴のことを思い出します。
この経験から「鈴ってずっとずっと身につけられるものなんだな」というイメージができたのだと思います。
しかしこの五十鈴は真鍮製ですが、経年変化が真鍮っぽくないなぁ??うっすらとコーティングされているのかもしれません。
ピアスの鈴と三環鈴の鈴
私物の三環鈴とピアスです。三環鈴は磨かずに、ピアスは時々シルバー磨きで磨いています。どちらも味わいが出てよい感じです。
銀鈴ピアスの鈴は、銀という素材が柔らかいため、あまり小さいサイズにすると鳴らすのが難しくなるそうです。
三環鈴はよく鳴るけどな~と思って直径を見ましたら、けっこうサイズが違いますね。ピアスの鈴は9.5mmで、三環鈴の鈴は12mmでした。この2.5mm程度の差が実物にすると大きいです。そりゃあブレスレットの球でも直径が2mmも違えば、かなり違いますもんねぇ…。
そして試しに3つある鈴のうち、2つを握ってひとつだけ音を鳴らしてみると、思ったより小さな音になりました。それを3つ合わせると、音がとても大きくなる感覚がありました。共鳴的な効果もあるのかもしれません。
また、三環鈴の鈴のスリットは結構ギリギリまで入れられているように見受けられます。小さい銀製の鈴を鳴らす工夫が、いろいろと考えられているのだなと思いました。
今回のラインナップ
今回は3点販売いたします。
どれも美しいシャリンシャリンとしたよい音色が響く鈴たちです。
見た目はほとんど変わりませんが音色が違いますので、ぜひInstagramで動画を御覧ください。