出身星の鈴をきっかけに、現代宇宙交流史まとめ

出身星の鈴をきっかけに、現代宇宙交流史まとめ
発売情報

星や宇宙につながる文言を刻印した鈴をいくつか作ってきましたが、ずばり星の名前を入れてみました。
今では「なぜこれを思いつかなかったんだろう」と思いますね。
そういえばこういうスターシード的な情報はいつ誰が言い始めたの?と思って調べましたので、ざっくりまとめました。

宇宙人との交流が広まるきっかけの本

それぞれの魂がどこかの惑星と縁があるという概念や「スターシード」という言葉は1970年代後半~1980年代のニューエイジ運動のなかで、特に「宇宙意識」や「転生の多次元的理解」が語られる文脈で登場するようになりました。
これらを広めた代表的な本が1992年に出版された「プレアデス+かく語りき」というバーバラ・マーシニアック氏の本です。私はまだこの本を読んでいないのですが(自分がプレアデスに縁がないと思っていた&スピ本をほとんど読んでいないので)それでもタイトルは知っているほど有名です。


「プレアデス+かく語りき」バーバラ・マーシニアック著、大内博翻訳

サンプルを読んでみると、今語られているスピリチュアル的な宇宙理解や歴史について、ここに書いてあることが多くの人に影響を与えたのかなと少し想像できました。
読むとその本の中の空気感に影響を受けて特定の能力が向上したり、近い内容の体験をすることがあります。それは新しい概念を知ることで未体験のこともイメージできるようになるからだと思いますが、この本は「宇宙とつながるための精神の持ち方」の型にはまることができそうな気がします。

ざっくり宇宙交流歴

古代壁画に登場する宇宙人は別として、現代宇宙交流史としては1960年代ゼータ・レティクル(感情のない知性的存在、グレイの起源)から始まっているようですね。よく語られるようになった年代は以下のような時期とされています(諸説あります)。これ以外にもあるかもしれませんし、まったく正しいとは言えないかもしれませんが、目安として捉えることはできるかと思います。
映画「スターウォーズ」オリオン星系での大戦がモデルになっているのではと言われていますね。

星系・存在名 主な性質・関連事項・役割 登場時期(およそ)
コンタクティ(地球人側の名称) UFOを見た、乗った人々の体験談、団体の誕生 1950年代~
ゼータ・レティクル(グレイ) 感情なき知性、グレイの起源 1960年代~
プレアデス 愛と覚醒、地球支援 1970年代~
オリオン 光と闇の統合、戦士的魂 1970年代~
シリウス 叡智と技術、エジプトとの関係 1980年代~
リラ 宇宙人類の源、猫や鳥のような種族 1980年代後半~
ベガ 音・光・芸術のヒーリング 1980年代後半~
アンドロメダ 多次元意識、古代文明 1990年代〜
アルクトゥルス 癒し、高次知性 1990年代〜

それぞれに言い出した人がいるんでしょうけれど、それに追随して情報が重なって定番になっていくのも不思議です。

ざっくりスピ歴と個人的な話

1960年代アメリカでのヒッピー文化や、東洋思想への関心の高まりがベースとなり、1970年代から1980年代にかけて欧米を中心にニューエイジ運動へと発展します。多様な精神性やスピリチュアルな思想、実践を包括する広範な社会・文化現象となりました。
1972年に「セスは語る」ジェーン・ロバーツ著が出版されてヒットしたことにより、高次元存在とのチャネリングがブームを巻き起こします。
 

1980年代には「チャネリング」という言葉が使われ定着します。「バシャール」もこの時期からです。日本ではこのジャンルはニューエイジ運動という言葉よりも「精神世界」と呼ばれ、後年「スピリチュアル」へと発展してゆきます。


「バシャール(BASHAR)・ペーパーバック1」ダリル・アンカ、バシャール著、関野直行訳

(私は3巻まで読んだと思います)

1987年8月16~17日に天体がハーモニック・コンバージェンスという配置をとった日から地球のアセンションが始まったともされており、「ライトワーカー」「スターシード」「アセンション」といった言葉が広く使われだしてチャネリング情報が増加、宇宙の存在たちの関与が強くなりはじめたとも言われています。もう40年が経とうとしていますね。。。

宇宙存在とチャネリングで交流ができるという概念がインターネットを通じてさらに広まったのが1990年代レムリアンシードが出回りはじめた時でもあります。レムリアンシードのチャネリング内容ももちろん、宇宙存在からの愛のメッセージです。どこかの宇宙存在がクリスタルに、もしくは鉱床の近くになにかしらを埋めて、地球の発展をサポートしているというストーリーを何箇所かで耳にしています。ジェーンアン・ダウ氏のロシアンレムリアンに対するリーディングにも、そのような内容がありました。

2000年以降「自分はスターシードでは」と人々が思い始め、最近では「みんながスターシード、あなたの出身星はどこ?」というところまで進んできました。以前ブログでも書いたと思いますが、2024年発表の宇多田ヒカルさんの曲「Electrisity」にも「あなたはどの銀河系出身ですか?」という歌詞があります。

私個人は1990年代に「へー」と外側から見ていました。子供の頃に見たSFアニメの影響もあったかもしれませんが「地球人としての誇りを持てよ」と思っていたので(宇宙戦艦ヤマト?999?)、他の惑星から来た、アセンションして地球を去るという話題には「軟弱者め」という気持ちが勝っていました(私も相当弱いのに)。地球は悪い星、囚人星という話は今もって受け入れておりません。今居るところが好きって幸せなことかと思います。
それでもメタモルフォーシスクォーツをよく使うようになってから、一気に宇宙概念を楽しめるようになりました。シリウス一辺倒でしたがこのところプレアデスづいています。

ちなみに加勢先生御本人は宇宙ルーツはまったく感じていませんが(興味がない)、カウンセリングの折に宇宙人だった人の記憶を見たと聞いたことがあります。まだスターシードのスの字も知らなかった、江原さんすら出てきてなくてスピリチュアルという言葉が使われていなかった頃に聞いた話です。
銀ラメ緑色の滑らかな肌の大きなトカゲのようなガチャピンのような宇宙人が(後日、言い回しが違うことを思い出しました、先生のウケ狙い表現だったかもしれない)、宇宙船が故障して墜落する時のとても悲しげなシーンだったそうです。もうひとりの宇宙人は血を流して倒れて亡くなっており、ひとり生き残った宇宙人が窓から見える星(地球?)に行きたいと強く願っていたそうです。死んた後に地球に生まれかわることができたということかもしれませんね。
… え、これ改めて考えたら貴重な話じゃね??笑
まぁというわけで、それっぽい見た目のレプティリアンですっけ、トカゲ型宇宙人は悪者みたいな思想も却下派です。私が知識ないだけかもしれないけど、知らない人のことをまず悪く見るのはよくない、善く見なくてもいいですけどね。

ハーモニック・コンバージェンスとは

マヤ暦を生み出したホゼ・アグエイアス博士が提唱したことから、世界各地のパワースポット瞑想会や祈るイベントなどが開催されたそうです。面白そう…!
この機会にこちらのことについてもおさらいしておきます。私もはっきりとは知りませんでした。

当時の珍しい惑星の配置(8つの惑星が正三角形の位置に来るという現象)と、マヤの予言、特に「ケツァルコアトルの預言」として知られる「13の天国と9つの地獄」という周期の終わりが重なる時期に当たるとされました。博士はこの時期が地球のエネルギーが大きく変化する重要な転換点であると提唱しました。

太陽、水星、金星、火星、木星と、土星、天王星、海王星がざっくりと三角形をつくる

最大の目的は、地球の平和と調和を祈り、人類全体の意識の向上を促すことでした。人類の意識が「時は金なり(Time is Money)」という物質主義的な考え方から、「時は芸術なり(Time is Art)」という創造的で調和的な考え方へと転換することを目指しました。

世界中の聖地やパワースポットに144,000人以上の人が集まり一斉瞑想などが行われましたが、この「144,000」という数字はキリスト教の黙示録にも登場する象徴的な数字であり、選ばれし者や目覚めた意識を持つ人々の数として、スピリチュアルな文脈でよく用いられます。実際に、世界中でそれ以上の多くの人々がこの呼びかけに応じたとされています。
インターネットのない時代に、スピ系雑誌、書籍、フライヤー、ラジオやテレビ(好意的でないにしても奇抜さや規模の大きさがメディアの関心を引き付けたらしい)、個人の口コミなどのアナログな手段で草の根運動的に広まったそうです。それはめちゃくちゃ楽しそう!!
そういえば最近は目にしなくなりましたが「◯万人瞑想」とかありましたね。ハーモニック・コンバージェンスから着想を得ていたのかもしれません。

このイベントをきっかけに、博士は「時間の法則」を発見し、現代社会が用いるグレゴリオ暦とは異なる、宇宙の自然なリズムに沿った新しい時間の概念を世界中に広めることになります。


マヤン・ファクター 新版―2012年の真実(リアリティ)

1999年にVOICEから出版された本が絶版で、中古本にも万単位の価格がついていますが、新版があるのを知りませんでした。若干内容が省かれていたりするみたいですね。


時空のサーファー

こちらも絶版で万単位の価格がついていた本の復刻版です。こちらはこの本の出版のおかげで、もとの本の価格が下がっているようなので内容は変わらないのかも。
主人公にいろいろと教えてくれるジョーおじさんの語り口が独特で、私はイライラしながら読む本の一冊です(ちなみに驚かれますが辻麻里子著「22を超えてゆけ」も口調にイライラする本のひとつなので、私はけっこうイライラする人です)。
絶版になっていますが、アルクトゥルスの名前がタイトルに入っている本も書かれていますね。私はこれは読んでいないです。


アルクトゥルス・プローブ: 銀河連盟と現在進行中の調査、及びその物語

今回のラインナップ

さてさて、今回は「オリオン」「プレアデス」「シリウス」「アルクトゥルス」を各一点ずつ作りました。
そして星つながりとして、いつもサポートを感じる文言「WITH THE STARS(星々と共に)」を2つ作っています。
サイズは内周17cmをベースにしています、あまり細かなサイズ調整はできないのですが、ご希望のサイズ帯がございましたら備考欄にてお知らせください。お直ししてお届けいたします。
サイズを小さくしたからといって必ずしも珠数が減るということはございませんので、調整完了後に価格を決定・クレジット決済の場合は金額変更させていただきます。サイズアップの場合も同じです。


オリオン

プレアデス

シリウス

アルクトゥルス

星々とともに1

星々とともに2

鈴の音色の動画をインスタグラムにアップしましたので、ぜひご覧ください。

そしてこちらは天然素材を使った蓮の実ブレスレットをよりお楽しみいただくための情報です。ぜひご一読ください。

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桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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