エチオピア産アンダラクリスタル
お目にかかるのも珍しいエチオピア産のアンダラクリスタルが入荷しました。
アンダラクリスタルはその成り立ちから、基本的にはシエラネバダ産のみがその名前を冠することができると思っていますが、パワーストーン界隈でそれ以外にアンダラとしての認識が広いのがインドネシア産と南アフリカ産といわれています。南アフリカ産はダイヤモンド鉱山の近くで採れるというような記述を見かけます。
いろいろ調べてみると様々な産地がでてきます。チェコ産もあると見かけましたし、パキスタンやアイスランド産もあるそうです。うちにはハワイ産のオブシディアンの塊があります。アンダラとは言われていませんが、これもアンダラぽいっちゃ、ぽいです。
その他、私物なのですが、リビアングラスと同じような出自で隕石由来のモンゴルの天然ガラスを持っています。
当時、かなり珍しいもののようでした。きれいであれば良いと思っていて、あまり鉱物標本的な情報を大事にしておらず、どこで採取されたものかを記載した情報カードも今は失われています。
この石をどうしてもやってみたくて、自分でつるつるに研磨し、仕入れ元に「えー!!!もったいない!!!」と言われたのですが、確かに時間差でホロッと崩れてくる部分もあって「研磨するんじゃなかった…」と後悔しました。
しかし今となっては面白いのが、拭いても拭いても白い粉が浮き出てきます。モナトミック・パウダーという言葉の由来はこれなんじゃないか?と思っています。
きれいに拭いても数日でこうなります。先日、ものは試しと密閉ポーチに二重で入れてみましたが、粉が薄くなりました。感覚的ですが、湿度と反応してるのかな…と考えています。
アンダラクリスタルのインドネシア産はわりと見かけるのですが、エチオピア産は輸出が難しくて持ち出されないことから、見かけることがありませんでした。アフリカ全土が持ち出しに厳しいのかもしれませんね。
それを海外のご縁が深い、いつもお世話になっている方から、分けてもらうことができました。彼女いわく、現地で掘り出している方とつながり、採掘地やその様子を見せてもらったりしたそうです。アンダラ定義については賛否両論いろいろですが、これらガラス質のものが持つ雰囲気に魅せられるのも確かで、少ないのですが仕入れてみました。水色のもの2点と、緑色のもの1点です。
左から、10.5g(19,000円)、5g(9,100円)、17g(31,000円)となります。
インスタグラムに回転動画を掲載しております、どうぞ御覧くださいませ。
エチオピア産のものは男性的なエネルギーがあると感じる方が多いようです。アフリカという土地が持つ「人類の起源」のエネルギーが、これらのアンダラクリスタルにも感じられるといいます。
緑のものはとくにその感覚が強いような気がします、生命は水から生まれでたと言われますが、その「原初の海」の波打ち際の光のようにも見えてきます。この滋養あるあたたかさが、「起こる・発する」という雰囲気が、男性的に感じるのかもしれません。クリアですねぇ。
それでは、販売作業にかかります!どうぞお楽しみに。。。
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