「鉱物界へ行く瞑想」と、心地良い眠りのためのクリスタル

年末年始あたり、鉱物界へ行く瞑想をしていても、ぜんぜん行けないなという時期がありました。
多分ですが、理屈は組み上がっていないのですが、絵を描くことばっかり考えすぎたのが原因だと思ってます。

鉱物界ってなに

鉱物界、ミネラルキングダム、という言葉で表現されます。
水晶や天然石、私たちが大好きな鉱物の世界のことで、別の界を出すとしたら「人間界」、「動物界」とか「天界」もですね。アロマ系に親しい方は「植物界」という言葉も同じ概念で使われていると思います。
その種族全体の世界観のようなものを指しています。
鉱物の持つ物理的、または形而上学的なエネルギーや影響を受け取る際、それを「鉱物界からの恩恵」という言い方をすることが多いです。

クリスタルヒーラーの方は「ミネラルキングダム」という言い方をします、直訳すれば「鉱物の王国」となり、日本語でいう「鉱物界」とはちょっとニュアンスが異なってきます。鉱物界は学問的にも使用される単語ですが、王国となるとファンタジー要素が入ります。
パワーストーン的なことについては、海外のヒーラーから学ぶことがベースとなってきましたし、私自身はカトリーナ・ラファエル氏のところで勉強し、メロディ氏の本を読んだりしていますから、その「鉱物の王国」っぽさはどうしてもベースに存在しています。

ミネラルキングダムの元ネタ

それが本当にどこかに王国のようにあるのかといえば、まず大前提に、これは私の個人的な妄想、設定です。
なにがヒントになっているかというと、エミール・シェラザード先生の「妖精の国へようこそ」という本でした。「My Birthday」という占いやおまじないについての雑誌から出版された単行本で、妖精と仲良くする方法、力を借りること、そして妖精の国への生き方が書かれていました。まつざきあけみさんが担当されている絵も美しく、世界観を輝かせており、本当にすばらしいものでした。
当時小学生だった私はこの世界観に夢中で、なんとかして妖精の国に行けいないものかと思っていました。

結局妖精の国には行っていないのですが、そのうち「見えなくてもそこかしこに居るんだろう」と思うようになり、妖精の国に行くこともないかな、とあきらめてしまいました。

大人になり、ミネラルキングダムというものを知り、さらに「思いは自由」ということ、瞑想やチャネリングすれば宇宙人と話せる人もいることですし、行けないところはないだろうと瞑想してみることにしました。
それがなかなか良かったので、いろんなところへ行ってみるようになり、メッセージを受けとるようになりました。

よく眠れる、寝付きがよくなる

もともとは眠れない時に「どうせ眠れずに暗く静かにしているなら、ミネラルキングダムに行ってしまえー」と瞑想するようになったことが始まりです。本の中に書かれていた妖精の国へ行ける時間帯も、夜だったような記憶がありましたし。
それで布団の中に入ったら、やってみるようになりました。眠れない時にやると、ミネラルキングダムが見える前に睡眠に落ちてしまっていることも多いです。
そんなわけで、寝付きが悪い時の特効薬のようにもなってしまいました。良いことなのかはわかりません。

あれこれと鉱物界の存在と会話をしていると、すばらしい知恵やひらめきがもらえるのですが、そこで眠ってしまうので、起きたら忘れていることがほとんどです。
なので枕元にペンとメモを置いておいて、忘れたくないことは書き留めています。

石の販売をしていると、お客様から「この石でよく眠れた」という言葉をいただくことが多いです。眠れないことで苦労されている方も多いと思います。
そこで、そんな時にぜひ、ミネラルキングダム瞑想をやってみていただけたら、楽しいかもしれないと思って記事にしました。

ミネラルキングダム瞑想のやり方

具体的にこうしなさいという方法はありませんので、私のやり方、イメージしていることを書いてみます。
参考にご自身の「ミネラルキングダムの歩き方」を、楽しんで模索してみてくださいませ。

ウラル産レムリアンの磨きを持っているのですが、それは「レコードキーパーが裏(内側)から見える」という変わっった特徴があります。
レコードキーパーは情報が入ってくる窓のようなものと聞いて、それを絵にしたのがこちらです。

この絵では閉じた空間のようになっていますが、これをミネラルキングダムに通じている廊下とイメージします。
そして奥へ進んでいきます。
そうすると、水晶が立ち並ぶ世界に出ます。

そこで、一本の水晶が待っててくれています。
この案内役の水晶は、ご自身がその時にワークしている水晶や、事前に「案内役になってくれるのはどの水晶だろう?」と石のコレクションの中から直感で選びだしたものが良いかと思います。
案内役の石は枕元に置くなど、挨拶をしてから(自分とのチューニングを合わせてから)オーラの中において、始めると良いでしょう。

そこで自分が知りたいことを質問してみてください。
返答があると思いますが、ないことにも意味があるかもしれません。それも自由に、「これじゃだめだ」とか「こう言ってくれ!」とか思わずに、なんでもありの精神で。
ただ光を浴びるようにリラックスするのもいいと思います。


ときには思いがけない石がお迎えに出てくるかもしれません。それも自由に、そのままで。
この絵は、しばらくミネラルキングダムに到達しなくて困っていて、別ルートを探索した時に見た景色の絵です。スモーキークォーツが崖に大きな結晶を形成していました。予想外の景色でした。

会話が終わったらお礼を言って戻ってくるのが理想です。が、大体途中で寝てしまいます。
そうしたら起きてからその案内役水晶にお礼を言って、終わりにします。

注意点

ずっとそのまま、どうせまた瞑想するからと石を枕元に置きっぱなしにしていることがありまして、そのうち夢見が悪くなりました。
その石を浄化してまた枕元に置いてみたら、やっぱり悪夢を見るので、その石を置くのはやめました。
だからといってその石が邪悪なのだとか、邪気が溜まっているのだとは思っておらず、ただ、案内役がイヤなのか、今は合わないのか、もしくはその石的には適任が他にいると促しているのだろうと考えています。
他の石で試してみてください。

いわゆるアストラルジャーニー的なことでもありますので、自分の身体と魂をつないでおくために、ファーデンクォーツも置いておいても良いかと思います。
そしてこういったすべての「鉱物界からの恩恵をいただく」には、良い意図を持っておこなってくださいませ。
… 置きっぱなしはイカンですね。

睡眠のお供をする石たち

伝統的な安眠石や、お客様から聞いた情報などもご紹介してみます。
ボージャイストーンはよく眠れるという話を聞きます。(レインボーは無理だったというお声も)皆さんがどのように使っているのかはわかりませんので、お持ちの方はいろいろお試しください。
また、先日販売した「祈願・チャージブレス」も眠気を促すというお声を複数いただいています。
エレメントストーンで囲んで眠るとよく眠れる、二日酔いしないというお声もいただきました。

パワーストーン的に安眠に良いとされている石は、以下の通りです。
アメジスト(個人的にはホワイトアメジストも)、セルサイト、チャロアイト、クリソプレース、ヘマタイト、ラピスラズリ、レピドライト、マスコバイト、ソーダライト、ブラックトルマリン、グリーントルマリン、ハウライト、ハーキマーダイヤモンド

ハーキマー、ヘマタイト、ブラックトルマリンあたりは、まわりの環境、磁場の影響から睡眠を守るイメージが強いです。
レピドライトもよく眠れるというお言葉をいただく石で、麻酔にかかるような方向性で安眠を促します。ブレスレットを身につけて眠られる方が多いです。
クリソプレース、グリーントルマリン、ハウライトなどは、リラックス方向からの安眠です
アメジストやラピスラズリ、チャロアイトは異世界へ行ってしまうような印象がありますが、眠りをそういった世界と捉えるとそうなのかもしれません。アメジストは定番の安眠石とはされています。

番外編ですが、悪夢にはルビーも良いと塩原氏に教えていただいたことがあります。

ぜひご自身の状態に合うものを探してみてください。

 

 

 

桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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