新しくきたカメラ、去っていったカメラのこと

暮らしの必需品

オフィスでこれまで使っていたNikon D5500を下取りに出し、Sony α7iiiとα6600、そしてマクロレンズ50mmを購入しました。この贅沢な二台持ちで、商品撮影とイベント&合宿の撮影班として、皆様によいクオリティの画像をお届けできたらと思っております!
先日は「今、投資するのか!?」という話を書きましたから、今回はそのカメラと、私のカメラ変遷についてのお話です。

選んだのはSony、Nikonからの乗り換え!

加勢先生がα7iii を選んだポイントは「瞳AF」が良いこと・ピントが合いやすいということ。そして、合宿などで簡単・気軽に持ち歩けるように軽めのα6600も、ということでした。

SonyのαシリーズはYouTuberの方が動画で使用していることも多いカメラです。現在当オフィスでは動画配信をしていませんが今後はわかりませんし(!)、オンラインミーティングでも使えます。
また、α7iiiはキャッシュバック・キャンペーンをしていて、お得に購入できるとのことでした。

試しに動画を撮ってみました。

Nikon D5500はどうだったのか

前のカメラはニコンの一眼レフ・エントリー機でした。
キャノンは女性の肌を美しく色鮮やかにふんわりした雰囲気で捉え、ニコンは毛穴までくっきりそのまま描写する、というようなことを言われています。私は石を撮影するわけですからスタイル的には合うだろうと、ずっと前から「一眼買うならニコン」と決めていました。

実際の天然石の撮影では、D5500のダブルズームレンズキット標準レンズで全体像を撮影マクロ60mmで近接撮影、結晶の中などの写真を撮っていました。このマクロレンズは私のニーズからすると画角が狭く、拡大しすぎるレンズでしたが、それなりに使いました。

そのこともあり今回はSonyのマクロレンズ50mmを購入してみました。これ一本で行けるんじゃないの!?と思いましたが、それは無理そうです。全体像のすべての部分くっきり写すことができませんでした。残念。

D5500は重量も軽かったですし、使い心地は別に悪くなかったです。
問題はカメラじゃなくて、私の腕ですねーーー。ものすごく原始的なところから抜け出してなくて…。

私のカメラ遍歴

一番はじめにカメラにはまったのは20代の頃、フィルム撮影のトイカメラ・ブームでした。
その頃はカフェを運営していましたが、お客様の中にLOMOの輸入をされている方がいらっしゃいました。

ロモグラフィック社ではないほう、当時は二社あったんです。
インテリアの会社でしたが、カフェのスタッフの女の子のひとりがそのインテリア会社のイメージガールに抜擢されたこともあり、仲良くしていただいていました。
その流れで知ったんだったんじゃないかと思います。


カフェの内観。写っている女の子は料理を担当してくれていた、がんばり屋でとてもおしゃれな生き方をしていた子です。ミュウミュウが大好きで(時代よのう)、ミュウミュウの真っ赤なエナメルパンプスを履いてキッチンに入っていたのをよく覚えています。
下記にLOMOで撮ったカフェの紙焼き写真をスキャンしたものをアップしています。

この後、ちっちゃいトイカメラ(デジハリとVQシリーズ)、ハーフカメラ自分で組み立てるカメラにはまります。


二眼レフカメラ (大人の科学マガジンシリーズ BESTSELECTION)

この自分で組み立てる二眼レフはめちゃめちゃおもしろかったです。

二眼なので、上から覗いてシャッターを切るんですよ。
そうすると、カメラで写真を撮ってると思わなくて、遠慮なく人が前を通っていきます。
この写真は「あっ」と思ったんですが、後で見てみたら見事なインだったので、このおじいさまを探したいくらいです(笑)。
愛好者の中では、二眼のカメラのRolleiflexにあやかって「Gakkenflex」と呼ばれていました。

フィルムにこだわっていたわけではないのですが、現像してみないとわからないワクワクがとても好きでした。
現像はセブンイレブンの現像が安くでうまく仕上げてくれていましたので、それを使っていました。

しかしそのサービスが終了となり、他のところに任せてみたものの、仕上がりの色の悪さにセブンイレブンの方(富士フィルムが入ってたと思います)がいかに私の写真をいい色あいに仕上げてくれていたのかを痛感し、フィルムカメラから離れてしまいました。

そうこうしているうちにスマホのカメラが発達、トイカメラ風の写真はアプリでざくざく撮れるようになりましたが、それらのアプリを使うことはなくなってゆきました。

カメラの勉強ってした?いや、してない。

そんなこんなで「使って楽しい」でざくざくと使うことで進んできてしまったので、絞りやシャッタースピードについての知識などはあまりありません。

カメラを通すと、なぜか石の不思議な魅力が目立って見えるんです。
インクルージョンの形がなにかに見える、水が入っている、虹がこんなところにあった、などを見つけることができます。
私にとってはカメラは、石の魅力と本性を見せてもらう窓のようなもので、その役割を果たせるように知識をぽろぽろと後でくっつけた粘土のように積み上げています。

この「窓」というのは最近友人に教えてもらった杉本博司さんがおっしゃっていた言葉です。

1609年、硝子を磨いたレンズを組み合わせて作られたガリレオの望遠鏡の出現によって、世界の見え方は変わり始めた。木星に3つの月があり、火星は満ち欠けを繰り返し、そして月には海と思われる影があることが硝子レンズを通して目視確認された。レンズに磨かれた硝子は世界を拡大して覗くことのできる窓になったのだ。

しびれました。
展示会のパンフレット本なのですが、ガラスのこと、隕石(リビアングラスなど)、海の景色などについて書かれていて、んーーーレムリアン、と思ってしまいました(笑)。

展示は今開催中です。京都お近くの方はぜひ。

プロのカメラマンの方も知り合いには何人かいますが、彼らが必ず言うのが「ショールームで実機を触っておいで」です。それは、人によって撮りたい世界観が違うからなんだと思います。
「目」をもうひとつ持つようなものですから、他人から言えることって少ないんですよね。

パソコンやウェブデザインにも言えることですが、実際に撮ってみたいものがある、作ってみたいものがあるのが、こういったツールを使うのに一番いいんだと思います。
HIROMIXが出てきた時代にカメラを楽しんでいたので、そういう風潮が自分の中にもあるのかもしれません。

α7iiiを触ってみて

そしてα7iiiですが、何がすごいってこのカメラについての解説動画を出している人が多い!!
それを参考にと思っていたら便利機能がたくさんありすぎて、頭が追いつかず眠たくなってしまいました。

もしかしたらD5500でも使えた機能もあるのでしょうが、知りませんでしたし必要性も感じていませんでした。説明書はすべて読まずに使い始めるタイプで、現状使えているならそれでいいや、としていました。

これまで「ISO感度は400まで」とフィルムカメラみたいな心持ちでカメラを使っていました。。。
これがボケたりブレたりする原因ですが、α7iiiを購入した際、普通にISO12800までOKの設定になっていました…そんなバカな…桁が違う…と思いました(笑)。
とはいえ、色々調べてさすがに上限をISO6400に定めました。

ファイル形式をRAWで撮るかどうかは、まだ迷っています。機動力が落ちそうだなと思いますので、そこはバランスを見て考えていきます。

SIGMAのDP2を使っていた頃はずっとRAWで撮っていました。
このカメラは一日かかって撮って、いいなと思う写真は2~3枚でしたけど、その2~3枚がいつまでも忘れられない感じに仕上がります。また使ってみたいカメラです。

革カバーをつけて、ちまちまとカスタマイズして、かわいがっていました。
この後、SIGMAのDPシリーズはQuattroという名前を冠して、すごいデザインになってゆきました(笑)。大好物な斜め上の爆走っぷりなんですが、価格もあがりましたので手を出せなくなりました。

α7iii購入時に他にも気になったカメラ

「D5500を残して合わせて使う、新しい目的のカメラを追加してもいいんじゃないか」ということで気になったのが、Sonyから新しくでたVLOGCAMでした。
遅ればせながらこれでVLOGというジャンルを知ったわけですが、もう動画で残す時代なんですね~いいな~いいな~。

プラットフォームのほうがまだ高画質には追いついてないので、さほど高品質にする必要もないかと思いますから、最新のiPhoneでもいいんじゃないかと思いますけど、「VLOGを撮る」ということに新しい風をめちゃくちゃ感じてしまいました。
LOMOで日常を撮ることを楽しみはじめた時を思い出しました。
時間の流れが伴った情報交換がどんどん一般化してきますね。ワクワクします。

Visual Log、Voice Log、今「V」のつくログを残すのって面白いなと注目しているところです。

桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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