当オフィスは20周年を迎えました。

DIARY

なんとオフィスが設立されてから、20年となりました!すごい!!
10年も節目だなと思ったんですけど、20年ってなんかこう、安定感あるように感じます。
これもひとえに皆様のご愛顧によるものと思っております、深く感謝申し上げます。

プラットフォームが変わりつつある

時代の変化に伴い(という言葉すら間に合わないほどの速さで)、情報を得るスタイルが変わってきました。
発信方法をどうしたものか考え、SNSなど利用するプラットフォームも増えています。

動画の力が強いことを実感しています。私自身も調べ物をするとき、なにかのやり方を探すときは動画でみちゃいますもんね。
インスタライブも一時わーっと増えて、今は少し落ち着いたような気がするけど、私のまわりだけかなぁ。続けられる人は続けているという感じがします。クラブハウスはほとんどまわりからも話を聞かなくなりました。

なんでも自分たちのしていることを「情報」という言葉によって括られるのも、今の特徴かなと感じます。風の時代ですね(情報=風エレメント)。
ちょっと前はそういった新しいプラットフォーム系の流れを使いこなすことに一生懸命だったけれど、それらが当たり前になって、今はさらに企画力があると強いですよね。
新しいものが出てくることも回数を重ねてきていますし、そういったものが当たり前になってきて「ふざけている」「そんなもんはわからん」という人が減って「自分もやってみよう」とハードルがなくなりつつあるのが面白いなと思っています。

加勢先生もそろそろ動画で話していこうかな、というぐらいには変化しました。
かねてより自分の話の面白みがわからないそうで、以前は「動画とか絶対ない」という感じでしたが、Wai’oliのYouTubeにアップしたら好評だったので、そのうちまた出てくれそうな感じがします。

天然石販売に感じる変化

コロナ禍でストップしたこれまでの流通スタイルから、新しいスタイルに変わったなと感じたのが昨年でした。卸業者さんたちもいろいろと手をつくされ工夫されているのを感じました。
今年は展示会にも人の流れが戻ってきて、少ないですが海外の業者さんも見かけるようになってきました。きっと入ってくる石も、そのうち変化がみられるようになると思います。

個人的にはメタフィジカルな使い方をすることが増えたので、産地特定水晶に触れることが多かったと思いますし、そういったものを扱いました。
毎日身に着けている石をインスタのストーリーにアップしていますが、水晶ブレスを産地別でとっかえひっかえしていて、絵面が同じになることも多いです。
あまりに水晶との瞑想が続くと、石のすべてが先生みたいに感じて重くなり、離れる日もあります。センスを落とさない程度の俗世的な怠惰と、なにもない空間のような時間が私には必要です。
…ですがつい、その何もない空間に石を持って行っちゃうんだな(笑)。そういう時は石と会話をするというよりは、川原の土手に一緒に座ってただ過ごすような感じです。石との響きあいは言語化・イメージ化されるものがすべてではないので、それでもいいんだと思うんですけどね。

どちらかというとこれまでは、石が持っているドラマティックな部分を愛でたい、伝えたいというのが大きかったかも。それが、使い方、活かし方、共生方法を伝えたいに変わってきているように思います。
「眺める」から「使う」「共生する」に変化していって、「この石はこう」という説明をすることも増えたように思います。それがいいことなのかどうかは、迷うときがあります。受け取り手の感性を狭めてしまうだろうからです。
だから先人は「自分のいうことは参考程度にして」と言うんだろうなと思いました。あまり考えすぎないで、まぁ、石にゆだねてしまえばいいかな。私は好きにしよう。

また、昔は当店ではほとんど売れなかった原石が売れるようになってきたのは、嬉しい変化です。いろんな種類の石に触れ、知ることができました。
私自身も原石に対する興味が増えたと思います。

お絵描き事情の変化


「 水星 」

2020年の5月、iPhoneにスタイラスで絵を描き始め、8月下旬よりiPadを使い始めました。この2年はiPadを使いこなすための時間でした。
最近は犬の散歩時に1~3分程度で描くスケッチが癒しになっています。犬の散歩って毎日同じところを歩くようなものなので、飽きちゃうんですよね。そこに「ちょっと座ってスケッチする」が入るだけで、犬だけでなく私も散歩に行く気がマシマシになります。人通りから離れて座ることのできる場所を探すようになり、いろんなベンチに座るようになりました。

小さな鉛筆画も楽しむようになりました。
データはそれそのものが光っているという強みがありますが、アナログは実物があるという楽しさがあります。画材もいろいろ使えて楽しいです。

絵は引き続き楽しんで散策を続けて、何かしら発展させて、仕事にも活かすことができたらと考えはじめていまして、この記事にも変化を記録しておこうと思いました。
ちなみに、今回の20周年イメージ画像の後ろの絵は私が描いたものです。
塩原氏に「もっと抽象的なものを描いてみたら」と言われて描いてみたものです。金箔をはったような絵を目指しました。偶然、下のほうに白蛇のような模様ができたので、縁起良い感じがし、そのまま活かしています。

そして21年目が始まります、これからもより自身の魂に近づき、一致してゆくことができるようなものを提供してゆけたらと思っております。
どうぞ今後とも、よろしくお願い申し上げます。

 

桑坂 碧

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目に見えないものが普通に認められるようになってきたこの時世に、その時々に少しずつ変わっていく大切なことを逃さず、楽しみ、好きなものに手を伸ばし、書き残してい...

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